境界性パーソナリティ障害と 強迫性障害の克服体験記
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境界性パーソナリティ(人格)障害BPD
強迫性障害(不潔恐怖)
社会不安性障害(対人恐怖)


に苦しんだTさん、女性、30歳が精神疾患を克服されるまでの手記をご紹介致します。


 30歳になるAさんは専門学校を卒業して仕事についてすぐに精神疾患となり、引きこもり状態となりました。そこからほぼ10年の歳月がたち、ようやく2009年6月に社会復帰をされました。その軌跡を手記として投稿下さいましたので、以下に掲載致します。


以下、Tさんの書いた文書となります。



 


2006年、11月。


とあるSNSサイトのとあるコミュニティーを通して、知り合ったとある方。


偶然が偶然を呼んで…今では必然だったのかな、と思え、そして掛け替えのない存在となった方。


それが、井上さん。


私が、暗闇の奥底から這い上がるお手伝いをして下さった方です。


その頃の私は、数年前に患った強迫神経症を引きずったまま、うつ病、拒食症、過食症、心身症、リストカット、境界性パーソナリティ人格障害と、様々な心の病と闘っていました。


否、闘っていた、という表現は適切では無いかも知れません。


ただ、苦しかった。


次々と私に降りかかる試練、困難。


日の当たる場所で生きる人間と、日陰の場所で生きる人間が居るのならば、私は確実に後者であろうと思い込んでいました。


卑屈になっていたと言われればそれまでなのですが、マイナスな感情を抱いてしまう自分を、当たり前の様に感じながら生きる日々でした。


プラス思考になれる自分なんて、想像すら出来なかった。


ずっと、そうやって生きて来たから。


この先も、きっとそうなのだろうと、思っていた。


それでも、きっと諦めたくない気持ちはどこかにあったのでしょう。


もしくは、人間に備わっている、回避の本能からでしょうか。


苦しい、とにかく苦しい。

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辛すぎて、限界だった。


藁にも縋る想いで、井上さんにコンタクトを取った時は、信じる信じないを考える余裕などなく、ただ、そこから抜け出したかった。


その一心でした。


どうなるか解らない。


けれど、少しでも可能性があるなら、賭けてみたい。


今思い返しても、あの頃の自分は本当にギリギリだったと思います。



人間関係が不安定な私。それは、カウンセリングにおいても、現われました。
時に、井上さんと連絡を取りたい時に取れない事がありました。落ち着いて考えれば、井上さんもカウンセラーの前に、一人の人間。急な事情が起こり得るのです。


でも、あの頃の私にそれを想像する余裕はありませんでした。あの頃の私は、とにかく尖っていました。自分を傷付ける人間、傷付けるだろう人間全てを言葉で徹底的に攻撃する。


そして、相手が愛想を尽かして離れて行く。それをまた、最後の最後まで責める。相手は、どんどん離れて行く。


それでも独りが耐えられず、また新しい拠り所を求める。そしてまた、少しでも自分を捨てるかも知れないと解れば、攻撃する。


その繰り返しでした。

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井上さんとも、些細なすれ違い(今にしてみれば、私の早とちりが殆ど)が起き、その度に私は、もういい、と井上さんにキツイ言葉を投げ付け、勝手にカウンセリングの予約日をすっぽかしたり、暫く連絡を出さなかったり、そうして落ち着けばまた、すみません、と謝ってカウンセリングを再開し、またすれ違えば同じ事の繰り返し…といった感じでした。


でも、井上さんは、どんな時も、私を見捨てずにいて下さいました。


私が井上さんの立場だったら、きっと見捨てていたかも、という位暴走してしまっても、いつでも温かい言葉をかけて下さいました。


そうして、繰り返して行く内、私の中に、一つの気持ちが生まれました。


『この人は、私を裏切らないのかも知れない』


という、信頼の気持ちです。それは、決して最初から大きな物ではなかったと思います。
繰り返し、繰り返しお話しをして行く内に、少しずつ、少しずつ大きくなって行ったのだと思います。


2年半という時間をかけて作り上げられて行った、掛け替えのない絆と言えるでしょう。カウンセリングでは、様々な事をお話しし、そして回を重ねるごとに、私に足りなかった最大の要素である、『自己愛』を高める事を学びました。


例えば、10段まである階段に例えるなら、私の中では、その階段の1段目か、10段目しかなかったのです。当時の私が居た場所は、0段目。つまり、一段も上がっていない状態。


1段目は、最初の一歩。


10段目は、自分の中でのゴール地点。


1段目を登らなければ、10段目になんて当然辿り着ける筈がない。


けれど、私にとって、2段目や3段目は、意味のない位置だったのです。


順番にこなす、という事が考えられなかった。

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焦ってばかりで、10段目に行くことばかりを考えていました。でも、1段目を登らない私に、現実問題10段目に辿り着ける筈がありません。その階段を、1段ずつ登って行く事を、井上さんから教えて頂きました。


今、私は強迫性障害とうつ病を克服し、リストカットから卒業し、境界性パーソナリティー障害の症状を、極々小さく、殆ど日常生活に支障ないまでに、回復しました。


あれだけ、どん底に居た私。
日向になんて、行ける訳がないと諦めていた。


階段の、1段目すら、登ろうとしなかった。その私が、目標だった10段目に辿り着き、今また新たな階段を登り始め、一日を楽しい、幸せだ、と心から思える様になれました。


9年間、人間が怖くて就けなかった仕事にも就ける様になり、沢山裏切られて来たせいで人を信じられなくなった事によって、過剰なまでだった対人恐怖症も、だいぶ軽くなり、初対面の人と話す事にも慣れて来ました。


 そんな私に、就職という転機が訪れました。自分でも信じられないような展開でした。


 同じ様な苦しみの渦の中でもがいている人たちへの、ほんの小さな道標、または、これだけ辛い人生を歩んで来ていても、進めずにいる時期がどれだけ長かったとしても、諦めたくない気持ち、進みたいと願う気持ちさえあれば、人はいつからでも、何度でも、やり直せる生き物である事を伝えたいという意味も込めて、この手記を書きました。


 皆さん、あきらめないでくださいね。きっと皆さんにも明るい未来はやってくると思います。そんな未来などやって来ないと信じていた私にも来たのだから。


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産業カウンセラー、メンタルトレーナー、心療回想士