マタニティグリーフ 周産期の死産 天使ママの心のケア 神奈川 021102

2025年4月26日

ページ番号:2-11-2

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このページでは周産期の死産を経験された方、マタニティグリーフを経験された天使ママの悲嘆の辛さを

軽減するためのグリーフケアについてご案内致します。

    

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1. はじめに

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大切な赤ちゃんを失う経験は、人生の中でも非常につらく、言葉にしづらいものです。

「どうして自分が」「何もできなかった」と自責の念を抱くこともあります。

こうした深い悲しみや戸惑いに寄り添い、その方が自分らしく日々を過ごせるようサポートするのがグリーフケアの目的です。

このページでは、マタニティグリーフに関する理解を深め、適切な支援の選択肢をご案内します。

ご一読頂き、お気軽にご質問頂き、無料お試し電話カウンセリングなどご検討頂ければと存じます。

  

  

2. グリーフ【悲嘆】のケアとは

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2-1. グリーフ【悲嘆】とは

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グリーフとは、喪失体験に伴う自然な反応であり、精神的・身体的・社会的な影響を含みます。

  
一般的には「大切な人や存在を失ったことによる悲しみ」を指しますが、

感情だけでなく、思考、行動、体調の変化なども含まれます。

人それぞれの状況により、グリーフの感じ方や表れ方には大きな個人差があります。

  

  

2-2. グリーフケアの目的

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グリーフケアの目的は、悲嘆を「癒す」ことではなく、「安心して向き合える環境を整える」ことです。

悲しみや喪失の感情を否定せず、その人のペースで少しずつ生活を整えられるよう、支援することが重視されます。

感情の整理を支援する

自分を責める気持ちに対して理解を深める

周囲との関係性や日常生活を調整する力を取り戻す

こうしたプロセスを通じて、再び日々を過ごす力を少しずつ取り戻していきます。

  

  

2-3. グリーフケアが必要な場面

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グリーフケアは、以下のような喪失を経験した方にとって有効な支援となり得ます。

家族や親しい人との死別

ペットの死

離婚や人間関係の断絶

転職・退職など環境の喪失

健康や身体機能の喪失

いずれも「大切なものを失った」と感じる体験には、深い悲しみが伴います。

  
その悲しみを安全な場で受け止め、整理する時間が必要です。

  

  

2-4. マタニティグリーフとは

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マタニティグリーフとは、妊娠・出産に関わる喪失体験に伴う悲嘆反応のことです。

代表的な喪失体験としては以下のようなものが挙げられます。

流産、死産

新生児の早期死亡

妊娠継続を断念する選択

妊娠や出産への希望の喪失(不妊治療の中断など)

妊娠や出産は希望や喜びと強く結びついているため、その過程での喪失は特に深い影響を及ぼすことがあります。

また、周囲がその悲しみを理解しづらく、孤立を感じるケースも少なくありません。

  

  

2-5. マタニティグリーフカウンセリングにおける悲嘆の段階について

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マタニティグリーフに限らず、悲嘆には段階的なプロセスがあるとされます。

代表的なモデルには以下のような段階が含まれます(すべてが順序通りに進むとは限りません)。

否認(事実を受け入れられない)

怒り(状況や自分、周囲への怒り)

取引(「もし〜していれば」と考える)

抑うつ(深い悲しみ、無力感)

受容(少しずつ現実を受け入れられるようになる)

カウンセリングでは、これらの段階を踏まえつつ、個人に合わせた丁寧な対応を行います。

それぞれの段階に特有の感情や思考に寄り添いながら、無理なく気持ちの整理を進めていきます。

  

  

3. 一般的なマタニティグリーフケアにはどのようなものがあるのか。

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一般的なマタニティグリーフケアとして、以下のような支援方法が挙げられます。

  

医療機関での産後ケア・心のケア(精神科、心療内科など)

臨床心理士や公認心理師によるカウンセリング

地域や自治体によるグリーフサポートプログラム

同じ経験を持つ人との分かち合い(自助グループ、ピアサポート)

日記、絵、音楽などを用いた感情表現のサポート

支援の形は一つではありません。

その方にとって負担の少ない方法を選び、少しずつ日常に心を戻していくことが大切です。

   

   

4. そらいろのカウンセリングの特徴(マタニティグリーフケア向け)

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そらいろのカウンセリングでは、マタニティグリーフに向き合う方が、少しずつ心の整理を進められるようサポートしています。

  

静かに話せる環境
無理に気持ちを引き出すことはせず、話せるタイミングでお話しいただけます。

判断やアドバイスを急がない姿勢
「どうすればいいか」よりも、「今感じていることは何か」に丁寧に目を向けます。

感情の波に合わせた進行
回復は直線的ではありません。状態に合わせた柔軟な対応を行います。

経験と研修に基づいた対応
妊娠・出産・喪失に関する基礎知識を有するカウンセラーが対応いたします。

  

  

5. 具体的なカウンセリングのながれ

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5-1. カウンセリング全体のながれ

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初回面談(インテーク)
状況や気持ちを無理のない範囲でお伺いし、カウンセリングの進め方を一緒に考えます。

感情の言語化と整理
心の中にある思いや感情を、少しずつ言葉にして整理していきます。

必要に応じた心理教育や情報提供
自責の念や戸惑いに対して、心理的な理解の助けになる情報をお伝えします。

日常生活への橋渡し
少しずつ日常に戻っていくためのサポートを行います。

終了(卒業)のタイミングは一緒に判断
十分に整理ができたと感じられた時点で終了とし、希望があれば再開も可能です。

  

  

5-2. できるだけ、様々な感情を吐き出しましょう

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マタニティグリーフには、悲しみだけでなく、怒り、後悔、安心感、空虚感などさまざまな感情が伴います。

どんな感情も自然なものです。

良い・悪いと判断せず、そのままの気持ちを大切に扱います。

感情を吐き出すことは、無理に前を向くためではなく、「今の自分」を理解するための一歩です。

  

  

5-3. センサーの回復を意識しましょう

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心に大きな痛みを抱えると、自分の感情や身体の状態に鈍感になることがあります。

「疲れている」「つらい」「少し楽になった」など、微細な感覚を取り戻していきます。

センサーの回復により、心身のバランスを少しずつ取り戻すことができます。

  

5-4. 認知の歪みを見つけて修正しましょう

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「自分のせいだったかもしれない」「もっと○○していれば」という思いに苦しむ方は少なくありません。

その思考がどこから生まれたのか、一緒に丁寧に見つめていきます。

無理に否定はせず、別の視点や理解の仕方を探ることで、気持ちが少し軽くなることもあります。

  

  

5-5. 回復しにくい心の癖をみつけましょう

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喪失体験のあと、「自分の気持ちは後回しにすべき」「迷惑をかけてはいけない」などの思い込みが強くなることがあります。

それが心の負担になっているかどうかを、一緒に確認していきます。

自分をいたわることが少しずつ自然にできるようになることを目指します。

  

  

5-6. 自己愛、自信の回復、育成

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喪失の経験を経て、自分を大切に思う気持ちが揺らぐことは自然なことです。

小さな行動や選択を通じて、「自分を大切にする」感覚を少しずつ育てていきます。

完全な回復を目指すというよりも、「今の自分」を受け入れやすくなることを大切にしています。

  

   

6. 回復はゴールではない? カウンセリングのご卒業について

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回復の定義は人それぞれです。

「前の自分に戻ること」

ではなく、

「今の自分と折り合いをつけながら日常を送れるようになること」を一つの目安としています。

カウンセリングの卒業は、あなた自身の判断と気持ちを尊重します。

必要に応じて再開することもできますので、無理に急ぐ必要はありません。

  

  

7. ヒント集(マタニティグリーフ向け)

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✔︎ 悲しみは自然な感情です。無理に消そうとしないでください。
✔︎ 他の人と比べず、自分のペースで過ごしてください。

✔︎ 言葉にできなくても、感じていることを大切にしましょう。
✔︎ 頼れる相手がいるなら、つながってみてください。

✔︎ 「何もしない時間」も大切にしてください。
✔︎ 支援を受けることは弱さではなく、自分を守る選択です。

✔︎ 悲しみの中にも、小さな安らぎや支えがあることに気づける日が来るかもしれません。

   

   

   

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編集担当:M.ishii

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