2-2-1. うつ病を心理カウンセリングで改善、回復、寛解|神奈川

2024年2月23日

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おいで頂き、ありがとうございます。

このページでは、うつ病(大うつ病性障害)の方の心理カウンセリングについてご案内致します。

病になってからの期間が長い方も是非、ご一読頂ければと思います。ご質問がありましたら、こちらからお問合せください。

ご一読頂き、ご一緒にうつ病を回復しましょう。

このページの目次



1. はじめに

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うつ病患者数は気分障害(うつ病、躁うつ病、気分変調症などを含む)というグループのデータによりますが、

1996年では   43.3万人 いました。それが、

2008年では   104.1万人

2020年になると 172.1万人 へと増加しております。

  

24年ほどの期間で、約4倍に増加しております。また、一度、病になると長期化することも傾向として見ることができます。

  

これだけの勢いでの増加となると、まだ、上げ止まっていないことになりますので、

さらに10年後となると、どのくらい増えるのか怖くなります。このような環境下において、私たちに何ができるのでしょうか。

そのことをこのページでご説明させてください。そらいろでは、

うつ病などの精神疾患を、可能な限り根本的に回復に近づけることができたらと考えております。

根本的な原因をみつけ、改善を図り、さらには、健全な自尊感情の形成、

そして自分と他者とのバランスを取ることができる健全性を育ててる事により、根本からの回復することを目指しております。

まずはお読み頂き、その後にご家族、パートナーの方とご一緒に検討して頂ければ幸いです。

    

2. うつ病(大うつ病性障害)とは

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抑うつ気分と興味や喜びが無くなるのが特徴です。気分が沈んだり、日頃興味や喜びを感じていたものにも気持ちが向かなくなります。

疲れ易く、何もするのも億劫で、気力がわかず、憂鬱感や意欲の低下は、特に午前中に強い傾向があるようです。

睡眠障害も重要な症状です。夜中に何度も起きたり、早朝覚醒、また、反対に眠りすぎる場合もあります。

急に食欲が減退し、体重が減ってくることが多いのですが、一部で、逆に食欲が増し、体重が増え、過眠となります。

大半の方が不安、焦燥感、ひどく驚くなどの状態が見られます。こういった状態が概ね一か月以上続くようですと、うつ病と診断されるようです。

  

3. 一般的な治療

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-1.うつ病の種類

①単極性と双極性

うつ状態だけが続く時は単極性、躁状態のような元気で積極的な状態がくることを 双極性ということがあります。

  

②初発もしくは再発

初発の場合を単一性と称し、何度も繰り返し再発をしている状態を反復性と呼びます。

  

③「メランコリー型」

典型的なうつ病と言われることの多いタイプです。さまざまな 仕事や責務、役割に過剰に適応しているうちに脳のエネルギーがなくなります。

  

④「非定型」

良いことに対しては気分がよくなる、食欲は過食傾向で体重増加、 過眠、ひどい倦怠感、他人からの批判に過敏、などがあります。

  

⑤「季節型」

特定の季節にうつ病を発症し、季節の移り変わりとともに回復がみられます。 どの季節でも起こりうるのですが、冬季うつ病が有名で日照時間との関係が言われています。

   

⑥「産後」のうつ病

産後一か月以内にうつ病を発症するものです。ホルモンの変化、分娩の疲労、子育てに対する不安、授乳などによる睡眠不足などが影響していると 言われております。

   

-2.うつ病における一般的な治療法は

①十分な休養を取ること
②薬物療法

そして

③精神療法

があります。

  

①は仕事や家事を休み、ストレスのかかる作業から遠ざかり、平穏に過ごすことが勧められます。

具体的にはストレスから距離を置き、回復すること待つ方法と言えましょう。

②は医師がクライアントの状況を聞き、そん状況に応じて適切な薬を処方する方法です。

大半の精神疾患病患者の方にはこの方法が適用されており、多くの方が薬を服用しています。

半面、根本的な認知の歪みを修正することはできていないことが多いため、根本   的な治療とならないこと場合が多いです。

そのため、一度うつ病になると、半年、一年で回復される方はむしろ少数派のように感じます。

カウンセリングに来られるクライアントさんの病歴をお聞きしても3年から5年長いと10年以上にわたってうつ病患者として過ごされていることが多いようです。

そのような折、最近衆目されているのが③心理療法と言われるもので、通常は心理カウンセリングを意味することが多いと思います。

一般的な心理カウンセリングはカールロジャースの提唱した来談者中心療法が広く取り入れられ、おつらい思いをお聞きすることが中心となり、

クライアントの自己開示を丁寧に実践することにより回復に向かうことを期す療法が中心的です。

ですが、最近は 認知療法、あるいは 認知行動療法を取り入れるカウンセリングが徐々に普及してきているように感じます。

認知療法とは、身の回りに起きた出来事を解釈するとき、私たちは自分の価値観から解釈をするのですが、それを認知と呼びます。

この認知が人によって大きく歪んでしまうことがあり、この認知の歪みが心の闇へと向かってしまう原因となることがあります。


具体的には、AさんとBさんが笑いながらお話をしているとき、それを見たCさんが自分のことを嘲笑していると解釈したとします。

ところが実際にはAさんとBさんは昨晩見たテレビ番組の内容についての感想を話していただけかもしれません。

しかし、自分バカにされている、とCさんが言い、周囲の方が、そのようなことはないと説明したところで、それを受け入れず、

かたくなに悪口を言われたという思い込みを信じるようにあります。

その結果、心の健全度が徐々に悪化し、精神が病んでしまうことがうつ病なのです。

  

4. そらいろでのカウンセリングの特徴

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ここでは、うつ病の心理カウンセリングについての特徴をご説明致します。

まずは、ご利用上の特徴です。

面談カウンセリングに置きましては、主に神奈川県、静岡県、東京都の方がご来室頂いております。

電話やオンラインの方は全国と海外から、ご利用いただいております。

   

次に、

心理カウンセリングの内容についての特徴です。

心の痛みをお聞きし、するところからスタートし、どういう辛さがあったのかの整理ができましたら、クライアントさんの

状況に応じて、しばらくはお話をお聞きする方向にするか、積極的に改善、回復の方向に向かうのかをご相談の上決めます。

改善、回復方向に向かうと決まりましたら、以下の事を大切に取り組んでいきます。

  

〇認知の歪みの把握、修正。

〇通院だけでは良い方向に向かわない、と感じている方のご意見を積極的に伺い、心理アプローチの取り組み方の参考にします。

〇自己評価がどうして低いのかを分析し、修正する取り組みを行います。

→業績の評価だけで自分を評価する怖さの理解と、業績とは別に自分を肯定できる評価があることの理解。

〇自信をどうやって育てるのかをお伝えし、少しづつ取り組みます。

〇自分のことを他人と同じように大切にできる自己愛を育てることに取り組みます。

  

上記を通じて、心のマイナス面である認知の歪みの修正に取り組みながら、

プラス面である自己肯定感、自信、自己愛、などが育っていくための試みも行います。

   

そのために、認知療法、行動療法、にプラスして、メンタルトレーニング、コーチングの手法を取り入れての心理カウンセリングとなります。

   

24年以上のうつ病の患者さんが1年ほどで回復した事例もあります。

このクライアントさんは私の24年は何をしていたんだと腹立たしく思われたそうです。

あくまで事例ですので、全員にお約束できる成果ではありませんが、期間が長い事例であっても、あきらめずに、お問い合わせください。

ご一緒に解決方法を考えて参りましょう。

   

5. 具体的なカウンセリングの流れ

   

5-1. 回復しにくい癖を理解する

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まずはうつ病をご理解いただく上で、誤解されやすい癖があることをご説明致します。


①命の問題にはなりにくい

 

②元気がでると頑張りすぎる

うつ病の方の傾向として、少し良くなったら、その分頑張る方が多いです。そのため、

良くなる ➝ 喜ぶ ➝ 頑張る ➝ 再び悪化

を繰り返し、長期化する方が多いのです。良くなっても、その分、頑張ることをしないように心がけましょう。

   

③対策に過度に集中しない

パニック発作が起きないよう、対策に焦点が合ってしまいがちですが、大切なのは自分らしさの回復です。

心に負荷をかけすぎた結果こうなっておりますので、その負担を軽減し、自分らしさを取り戻すことにより、

根っこから回復させることこそ、再発防止になると思ってください。

   

5-2. 心にたまった様々な感情を吐き出しましょう。

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私たちは今まで生きてきた中で様々な我慢やつらい体験、理不尽な体験をしております。

その抑圧、抑制が一定量を超えてしまいますと、健全性の限界を超え、不健全領域へと踏み込んでしまいます。

それでも回復を図ることができないと、病の発病となります。様々な回復の技法を試す前に、

まずはどんな抑圧、抑制が自分にかかっているのかを吐き出すことによって知ることから始めましょう。

  

5-3. センサーの回復

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私たちの心には、

〇これ以上我慢したら不健全になってしまいますよ

〇もう我慢の限界ですよ

と教えてくれるセンサーがあります。

しかし、メンタルが病んでしまう方は、大抵このセンサーが機能していないのです。

つまり火災報知器があってもスイッチが入っていないようなものです。このスイッチを入れなおす必要があります。

つらい、苦しいと心の叫びが聞こえるようにしなくては病の回復は難しいものです。

そこで、このこのセンサーのスイッチを入れる取り組みが必要になります。

何度も振り返りながらの取り組みになりますが、この部分はとても重要ですので、丁寧に取り組みます。

  

5-4. 認知の歪みを見つけて修復

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センサーの回復ができたら、今度は認知の歪みを見つけだし、修正するステップです。

ここでは認知が歪んていると思えるところを見つけだし、本来どのように感じたら自分としては好ましいのか、

健全なのかをカウンセラーと話し合って参ります

このプロセスはとても大切なプロセスですが、地味な作業でもあります。

日常的な対人関係の中から歪みを見つけだし、一つ一つ修正を加えるという作業になります。

最初は途方もない作業と思われがちですが、結果としてはこの方法が早期の回復には効果的であることを、

回復した多くのクライアントさんが語ってくださっております。

  

5-5. 自信と自己愛の回復、育成

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新しい価値観を育てることまで実施すると、自分の病は回復するかもしれない、いやそうに違いない、

そして自分の人生がきっとより良いものになると信じる心が育ってきます。

そうです。病の前に戻るのではなく、病の前以上に明るく、可能性に満ちた状態が実現する可能性が高いのです。

この自信が育たない限り、カウンセリングが成功したとは言えないでしょう。

そしていよいよ、最終段階です。

自分のことを大切に思う、自分を好きであるという自己愛の回復ができてカウンセリングの卒業となります。

健全な自己愛が回復もしくは育成できて初めて、再発の可能性が下がるのです。

一度、この状態になれば、おそらくですが、再発の可能性は非常に低くなるのではと考えられます。

パニック障害にかかわらず、多くの場合、ここまで実施すれば、もう安心です。

ぜひ、カウンセリングの終了はここを目標として進めて参りましょう。

  

それはうつ病の根本に治療が及んでいないからです。
ではなぜ、うつ病は回復しにくいのでしょうか。薬だけでは

  • マイナス思考
  • 完璧主義
  • 自分には価値がない
  • どうせうまくいかない
  • 人には好かれない

などの認知の歪みが治らないため、回復を信じつつ薬を服用し続ける状態が継続します。

そのため、認知の歪み、心の癖が修正されないまま、時間が経過してしまうことがあります。

根本的なことは、人としての健全性が回復していることを意味します。 具体的には自己愛の状態が良い状態となり、

自分のことを大切に思う気持ちがしっかりと育っている事になります。

しかしながら、自己愛がしっかりと健全化しないまま、ストレスだけが軽減されるのを待ち、それをもって、回復と判断されるケースが多いため、

再発の可能性が高い状態で治療が終了することが多いようです。

根本的ともいえる自己愛の修復が終了しますと、今度は自発的に意見を言える機会が増えます。

今度は人との意見、価値観の違いをどうやって協調していくのかを新たに体験します。

今まで、自分を抑制、抑圧することでコミュニケーションを成立させてきた自分のスタイルをより健全化することが出来れば、根本的に回復が出来たと言えると思います。

どうしようかな?と迷ったら事前の相談をしてみましょう。

無料のお試し電話カウンセリングもご利用できます。遠慮なくお問合せくださいね。(^.^)

こちらもご覧ください。

鬱の方の前向きになるためのカウンセリングで嬉しい奇跡

    

6. カウンセリングのご卒業のタイミングについて

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カウンセリングは、いつ頃卒業するとよいでしょうか。これはよく質問されることです。

大まかにお伝えしますとタイミングとしては三つあると思います。

①大変つらい状況が緩和された状態のとき。 感情は-2くらい

②回復ができたと思えたとき。 感情は±0くらい

③自信が回復し、自己愛が成長できたとき。 感情は+5くらい

一般的なカウンセリングで多いのは①の時ですが、再発の可能性がとても高いご卒業の時期でもあります。

また、②の状態でも過去の認知の歪みの修正は終わってなく、プラス思考が定着した状態ではないのです。

ですので、③が望ましいと言えましょう。今が幸せと実感ができ、この状態を続けたいと思える、

そして、プラス思考が癖として定着していると実感できるときこそが、最もおすすめするご卒業のタイミングです。

7. ヒント集

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7-1. プラス思考はうつ病回復に有効か

 うつ病の治療というのは長い時間かかって、少しづつ、というイメージがあると思います。実際にそのような回復過程を「長いな」とお感じになられている方は多いと思います。

そこで、プラス思考というノウハウをうつ病に試せないか、という積極的なご要望を持たれたAさんの事例をご紹介したいと思います。

詳細はこちらのページをご覧ください。

  

  

  

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また、回復のみならず、さらなる発達、成長についても、応援させて頂いております。話をお聞きするカウンセリングのみならず、成長、発達を目標に置いた支援も行っております。

精神疾患の回復支援も積極的にお手伝い致しております。

うつ病、パニック障害、双極性障害、強迫性障害、統合失調症などの回復のお手伝いを積極的に行っております。ほかにも、アダルトチルドレン、HSP、恋愛、不登校、引きこもり、などの回復支援も積極的に行っております。

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