アダルトチルドレンacは心理カウンセリングで回復します|神奈川

2021年7月30日

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 アダルトチルドレン・ACはそらいろメソッドで克服! 

このページは、アダルトチルドレンは回復できるのかどうか、という問題ではなく、回復までどのくらいかかるかという問題であり、

つらくなる前に戻るのではなく、より以上に健全になることが大切であり、それは可能である。

ということをお伝えするためのページです。皆さんが少しでも希望をもっていただければと思います。

・・

1.ご安心ください。アダルトチルドレンは回復します。

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アダルトチルドレンの改善、回復はどのようにしていくのかを以下にご説明致します。どうぞよろしくお願いします。

1-1.今までの認識

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アダルトチルドレンの方のつらさの軽減は今まで生きてきた年月と同じぐらいの時間がかかると言われることもあるほど難しいと言う医師もいます。

実際、いろんな治療法や心理カウンセリングを試してみたけどなかなか回復しないという方が多いようです。

なぜ、このような認識に至るのかを私なりにイメージしてみたいと思います。

①アダルトチルドレンは精神科、あるいは心療内科では、薬物療法が中心のため、根本的な心の癖を回復させることが難しい

②心理療法についても、認知療法や行動療法などの臨床心理学的アプローチを行っている療法家が多い

上記の二点があげられるのではないかと思われます。主につらい状況を薬物で緩和したり、

悪く考えすぎるところを修正することが中心に行われていることが、回復の難しさの原因の一つではないかと思われるのです。

  

1-2.これからの認識

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とても難しいとされるアダルトチルドレン・ACの回復ですが、そらいろでは、それほどの時間を必要とせず、改善や回復をご実感頂いております。

それはどうしてなのかをご説明します。

そらいろのカウンセリングでは、上記にてお伝えしました、認知の修正や辛さの緩和は、アダルトチルドレン・ACの回復の半分ではないかと考えております。

そしてもう半分は、幼少期に発達させることができなかった、自分らしさを回復させる事、更には、

本来の協調性を育てることがもう半分であろうと、思うのです。つまり

心に沁みついてしまったマイナスを修正し、更にはプラスを育てる

これにより

辛さを軽減した病み上がりの自分ではなく、十分に健全性を取り戻した本来の発達した自分を実現できる

上記により、実際に回復、改善をご実感頂けるのです。

  

そらいろでは、アダルトチルドレン・ACに対する改善、回復の経験が数多くあります。そのため、

カウンセリングを始める前に、『きっとよくなります』とお伝えしたことを慰めでカウンセラーが言っていると思った方が、

『まさかこんなに人生が楽になるとは思ってもいませんでした。』

『単なる慰めではなく、本当にそう思っていたのですね。』

と感想を述べられるクライアントさんも多いのです。

  

従って、これからのアダルトチルドレン・ACの改善、回復には以下のご認識をもっていただくことが良いと思います。

  

アダルトチルドレン・ACの改善、回復は

①まずはマイナスの側面、つらさ、認知の歪みを発見し、修正する。

そして

②プラスの側面でもある、本来の自分らしさの回復、本来の協調性の理解と実践、コミュニケーション能力の向上を

臨床心理学的なアプローチに加え、メンタルトレーニング、発達心理学、性格心理学、ポジティブ心理学、アドラー心理学

などを積極的に活用することで、改善、回復を目指せるものである。

そして

その改善効果は、カウンセリングの間隔にもよりますが、3カ月~6カ月ぐらいで、変化を実感できる期待が持てる

という認識です。そうです、

自分らしい、活き活きとした人生を取り戻すことは、もう現実的に期待できることなのです。

  

つまり  心理カウンセリングルーム そらいろ では、

アダルトチルドレンは治るか、治らないか、という解釈ではなく、もはや、回復する事が前提であり、

どのくらいの期間で回復するのかという、問題である、と認識しております。

これが実際に回復した方が数多くいらっしゃるという実績から導き出された結論です。

  

1-3.カウンセリングを検討する際、望ましいカウンセラー像とは

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アダルトチルドレン・ACの方の回復カウンセリングには、実際に回復を実現することができた経験を豊富にもつカウンセラー

を選択することもまた、大切なポイントです。

アダルトチルドレンの方の心のつらさを聞くカウンセリング

アダルトチルドレンを回復させるカウンセリング

は内容が違ってくるからです。 もちろんカウンセリングルーム そらいろでは、皆さんのアダルトチルドレンの回復を図るカウンセリングを

実施致しております。皆さんが長年苦しまれた状況から解放されるだけでなく、

学校や職場での人間関係、恋愛の苦しさ、パートナー選びの困難さ、生き辛さ、やむ価値観からも解放されます。また、

将来お子さんに連鎖するかもしれないという不安や責任の重圧からも解放されます。

それでは、以下にアダルトチルドレンの解説とカウンセリングルーム そらいろ のアダルトチルドレン・ACの心理カウンセリングをご案内申し上げます。

   

2.アダルトチルドレン・ACとは

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この章ではカウンセリングルーム そらいろで、通常、クライアントさんにご説明をしているアダルトチルドレンについてご紹介致します。皆さんのご参考になさってくださいね。

  

2-1.アダルトチルドレンの概要

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アダルトチルドレン(AC)という言葉は良く耳にする言葉ですが、この言葉はご存知の通り、病名ではありません。

従いまして精神科や心療内科に行きましても、私はアダルトチルドレンでしょうか、と質問すると、アダルトチルドレンは病気ではないので、

というお返事が返ってくることがあるようです。医師によってはアダルトチルドレンでしょう、もしくはそうかもしれない、

と診断をされることもあるようですが、そういう医師は少数派のようです。もともとは1970年代の終わり、アメリカにおいて社会福祉援助など

ケースワークの現場の人たちが使い始めた言葉と言われています。

当初はAdult Children of Alcoholics(ACOA)と呼ばれていて、元々はアルコール依存症の親のもとで育ち、

健全な主体性、協調性が育っていないため、日常生活がとても生きずらい実感を持つ人という意味で使われていました。

アルコール依存者の親が居る家庭の子供に同じような問題を抱える状況がみられたからです。その傾向とは

〇他人の顔色を非常に気にする。
〇主体性がなく、迎合する傾向がある。
〇恋愛においてもふさわしくない傾向の空いてを選ぶ傾向がある。

〇職場においても人間関係に悩むことが多い。
〇頼まれると嫌と言えず、抱え込んでしまいがち。
〇結婚し、出産すると、育児で悩む傾向がある。

などになります。

他にはAdult Children of Dysfunctional family(ACOD)機能不全家族のアダルトチルドレン。機能不全家族の下で育った人、という概念もあり

日本ではこちらのACODのが多いとされています。

※ケースワーカーとは

生活保護を受けている人に対して様々な働きかけをする職員を、一般的にケースワーカー(CW)と呼んでいます。

ただ、現業員といったり、地区担当員と呼んだり、ソーシャルワーカーと呼ばれることもあります。

上記の事情により、病院に行ってもアダルトチルドレン・ACという病名をつけられる事はありません。

ある特定の環境で育ち、心に問題を抱えて育ってしまった大人たちを、そのように呼んでいるのです。

  

2-2.ACになる経緯・パーソナリティ優位

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それではどのような経緯を経て、アダルトチルドレンという心の癖がついてしまうのでしょうか。

まずは、まずはキャラクターとパーソナリティについてをご説明致しましょう。

性格には

 キャラクター・・・本来の性格  と

 パーソナリティ・・・役割を認識して応じる性格

があります。発達段階において最初に育つのはキャラクターであり、ここが自分らしさの中心と捉えても良いと思います。

そして次にパーソナリティが育ってきます。この部分は年齢とともに発達し、状況に応じて、自分の期待される役割を認識することができるようになります。

そして、役割に応じてキャラクターを抑えたり、パーソナリティを抑えたりしながら、社会への適応をしていくようになります。

例えば

小さいお子さんが、お友達の家に預けられている時は良い子なのに、お母さんがお迎えに行くと、とたんにわがままになること、ありますよね。

小さいながらに預けられるという状況を認識し、パーソナリティ優位となり、良い子になっていると思われるのです。

そして、お母さんがお迎えに現れると、キャラクター優位となり、寂しかったよーと、甘えるようになるのです。

キャラクターとパーソナリティは状況に応じて変化し続けているのですね。

では本題に戻ります。

  

お子さんが育つ環境が、アルコール依存症の親御さんがいる家庭ですとどうなるでしょうか。その場合、お父さんが

アルコールが切れることで、いつ怒り出すのかわかりません、また、いつ、両親が喧嘩を始めるのかもわかりません。

このような環境ですといつも、怖いことが起きるのではないかと緊張し、危機に対応するような状態で生活をするようになります。

そして、その対応に一番神経を使うのが両親とのコミュニケーションになります。怒らせないように、気分を害することがないように

常に気を遣うようになります。しかも未就学児でさえもです。このころ、本来はキャラクター優位でのびのびと育って欲しい時期なのですが

残念ながら、このような環境下では、キャラクター優位でのびのびと育つことができず、パーソナリティ優位で常に気を使うようになります。

まるで、大人の社会における接待のような状態が日常的に実施されるようになるのです。この状態を四六時中、長期間にわたって継続することになります。

このような状況においてパーソナリティが強制的に優位な状況となり、そして、その状況が続く限り、お子さんは気を使い続けることになるのです。

そして

パーソナリティ優位の良い子、良い人を演じるアダルトチルドレンの傾向が誕生していくのです。

アルコール依存の方がいる家庭でなくても、機能不全家庭【ACOD】であれば、その家庭で育ってい体験した事しか知らないため、

お子さんに連鎖してしまうものと思われます。

    

2-3.ACになる経緯・キャラクターの抑制、抑圧

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そして、さらにその状態が継続すると、困った状況が生まれます。パーソナリティ優位の状態で生活していくためには、

キャラクターが健全だと、意見や価値観の相違が生じるので、ストレスが増え、ご両親のどちらかから叱られたり、

怒鳴られなりすることが増えるようになります。

  

空気が読めない、ルールを守れないなどの理由で、整合性の少ない、納得できにくい叱責が継続することになります。

そのため、キャラクターを無意識に抑制することになります。つまり、自分らしさを封じ込めるようになるのです。

上記により、キャラクターの抑圧状態が生まれてしまうのです。パーソナリティ優位になったとしても、キャラクターが機能していると

  

常に辛さを感じるので、自分の気持ちを我慢している自覚が生じ続けます。しかし、これだと良い子になりにくいので、

無意識にキャラクターを抑制するのです。この状態が抑圧です。

  

キャラクターを抑制する状態が長期間に及ぶと、抑圧されることが日常になり、自分でも気付かないうちに、我慢し、

良い子を演じる癖がつきます。自分のキャラクターを抑圧している自覚がないため、パーソナリティ優位の

良い子が自分の人生だと思い、これが性格であると誤解するのです。

これが再び長期間続き、様々な壁とぶつかり、生き辛さが形成されていく状態。これがアダルトチルドレン・ACということになるのです。

      

2-4. アダルトチルドレンの症状、辛さ リスト

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アダルトチルドレンの自覚がある方は以下のいずれかに思い当たることがあるかもしれません。 

以下にリストアップしてみましたのでご覧になってみてください。詳細は2-5にてご説明致します。

  

●全般的には

①やりたいことよりもすべき事を優先する
②自分の本音を言えない
③間違っていないか、常に気になる

④自分の基準が高すぎて、完璧主義と言われる
⑤まじめすぎて楽しめない
⑥人間関係を親密にすることが苦手

⑦相手の自分に対する評価を常に気にする
⑧人間関係においても、あるべき姿を優先してしまう
⑨冷静を心がけるが、余裕がなくなると、攻撃的になってしまうこともある

⑩条件付きの承認、愛情になりやすい。
⑪友人、恋人、夫婦、親子、会社の人間関係において共依存になりやすい

  

●育児面では

①育児の際、連鎖しやすい。
 無意識のうちに、お子さんがアダルトチルドレンになってしまっていることが多い。
②お母さんと同じ気付きや気配りを無意識にお子さんに求めることがある。③キャラクターが健全に出ているお子さんを、わがままと言ってしまうことがある。

④お子さんの気持ちよりも、あるべき姿を優先する。
⑤お子さんの気持ちよりも、周囲と同じようにすることを優先する。
⑥あるべき姿を求めて虐待になることがある

  

●恋愛面では

①恋愛で依存的になりやすい
②ふさわしい相手よりも、条件の良い相手を選んでしまいがち。
③ふさわしいと思う相手が問題を抱えていることが多い

④パートナーに問題があったとしても自分に原因があると思いがち
⑤少しの不安があっても、ゼロにしないと相手を失うと心配
⑥パートナーに父性、母性を無意識に求める。

  
●職場では

①あるべき姿を考えすぎ、気が休まらない
②評価を気にしすぎる
③自分がつらくても残業などを請け負ってしまう

④周囲に対して意見を言えない
⑤反対に、あるべき論からの意見を言いすぎる
⑥職場の仲間にうちとけならない

以上、カウンセリングにおいてよく伺う、辛さを列挙してみました。これらの一つあるいは複数に思い当たることがある、

という方は一度はアダルトチルドレンであることの可能性を疑ってみる必要があるかもしれません。

  

 条件付きの愛情とは、何らかの条件が満たされないと、愛してもらうことができない状態と言えましょう。

具体的には、親の言うことをきく、もしくは、親が喜ぶことをしないと、愛してもらえないという状態です。

→常にニコニコするように心がける
→泣かないように努力する
→とにかく言う事を聞く
→勉強や宿題を頑張る

などが考えられると思います。愛してもらえるのではなく、愛情を自分の努力によってもらいに行かなくてはいけない状態になってしまうと思われます。

そのため、親の機嫌がとても気になるようになり、いつも気にするような癖がついてしまうため、子供は自分の意見を持つことができなくなり、常に親の欲求を満たすことを最優先とします。

 虐待について、この場合は、親の言うことを聞かないために罰則として実施される肉体的、精神的な虐待を言います。親の言うことをきかないと、つらいことが待っていると叩き込まれるのです。

2-5. アダルトチルドレンの症状、辛さ 解説

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①やりたいことよりもすべき事を優先する

自分らしさ【キャラクター】を抑えて、すべきこと、役割として期待されていることを優先する【パーソナリティー】が優位になりがちです。

自分が周囲から何を期待されているのか察知する勘が鋭く、その期待を察知するとすぐに自分の個人的な欲求をコントロールし、期待通りに生きる努力をしがち。

適度にできれば、評価も成果も得やすいのですが、行き過ぎて、自分らしさを抑えすぎる傾向があります。

② 自分の本音を言えない

周囲の雰囲気や期待を察知した後に、雰囲気を良好に保つために、自分の気持ちを過度に抑制し、その場の雰囲気を優先させる傾向がある。

そのために辛くなることもあるが、雰囲気を壊した人にならないことが優先であるため、自分の希望や価値観を話すよりも、その場の雰囲気を壊さないことを優先してしまう。

③間違っていないか、常に気になる

自分のしたことが間違うことをとても気にしている。間違えてしまうと、周囲に迷惑をかけたり、批判を受けることになる。

その結果、自分の評価が下がり、周囲から距離を置かれることを避けたいという心理が働く。

成果を産むため、そして、その場の責務を全うするために適切であったか、を気にしていて、間違っていたら、すぐに改善するための心の準備を心がけている。

④自分の基準が高すぎて、完璧主義と言われる

自分の行動に合格をだせる基準がとても高い傾向になり、自分に満足したことが少ない。

このくらいできればいいという妥協が難しく、やるとしたら、徹底してやるになってしまう。

人との信頼関係を構築する力が低い人、自己肯定感が低い人ほど、完璧主義に陥りやすい。

⑤まじめすぎて楽しめない

自分の評価を上げ、人との信頼関係が切れないように、と思うあまり、強迫観念的に頑張るので、ちょうどよいところで頑張りを緩めることができない。

そのため、100点取れるまで頑張ることになり、結果、努力ばかりで楽しさが少ない状況となる。

  

○甘えと愛情、依存、しがみつきの区別がつかない

アダルトチルドレンの方で、この問題を抱える方は非常に多く、異性に近づくと、異常に接近してしまい、適切な距離感がつかめず、依存になってしまう状態です。

恋愛状態になると、恋人に全てを合わせる傾向がでて、自分のペースを尊重できなくなります。そんなことをしたら、嫌われてしまうのでは、という不安が大きくなってしまうようです。結果として苦しくなり、自から恋を終わらせる方もいます。

○恋愛において、いつも自分にふさわしくない相手を選んでしまう

一つ前の項目に関連しますが、恋人がそのまま依存先もしくは、被依存先になってしまうため、相応しくない恋愛パートナーを選択する原因のひとつにもなっているようです。

DVの傾向を持つ方やモラルハラスメントの傾向を持つ方、あるいは自己中心性の非常に強い方をパートナーに選択する傾向があります。

○楽しむこと、遊ぶことがうまくできない

自分を抑えて育ってきた傾向があるため、遊ぶ時も周囲の様子を伺いながら適切な役割を担おうとする癖があります。

また、自分の楽しみと言われると、戸惑ってしまう方も多く、常に自分の楽しみは後回し、娯楽の場でも添乗員さんのようにふるまってしまいます。

○率直にNOと言えない

相手の期待に応えるという癖がついてしまっているためか、Noと言うことが非常に難しく、自分がつらくてもYesと返事をしてしまい、後で抱え込んでしまうことがあります。

ノーというくらいなら、自分が苦しんだ方がまし、という方もいます。

○自己処罰癖、自罰傾向がある

何か好ましくない事態が起きると、自分の努力不足と判断しがちで、自分に罰を与える傾向が強く、長い時間自分を責め続けます。

○他人からの承認を必要とする

小さい時から自分に影響を与える存在に対して、【この場合、父もしくは母の場合が多い】 これでいいよね、と言うような承認を得る癖がついてしまっているので、どうしても、承認を得ないと行動できない傾向にあります。

○自立的な判断と思考の欠如

アダルトチルドレンの傾向にある方は自分自身の意思で何かを決めることが苦手で常に判断をする時に参考になる指針や周囲の人の期待値を確認しようとする傾向があるようです。

○他人への依存

一生懸命に生きている方が多いのですが、周囲の期待に応えるために、自分らしさを抑えることになってしまい、結局自分らしい判断が難しくなるため、判断をしてくれる他人がいつも必要になる。

○喜怒哀楽の表現が苦手

喜怒哀楽の表現までも適切であるかどうかを先に考える癖があります。 自分らしく生きようとすることをして来なかったのは、 自分らしさを保持したまま、期待に応えようとすると、つらくなるため、 初めから自分らしいの喜怒哀楽は押さえ込む癖がついてしまっているようです。

○被害妄想を持つことがある

常に論知的思考で適切な判断をすることを自分に課している方が多いので、つい、その思考が行き過ぎてしまい、まだ、何も問題になっていないのに、自分の努力が足りないという理由で、きっと上手く行かないと悪い方に考える傾向があります。

○無力感を訴え、心身症に陥りやすい

アダルトチルドレン(AC)の癖があってご自身を抑える癖がある方は、抑えすぎて自分の本音が分からなくなってしまうことがあります。それが進むと心身になんらかの影響を与える状態になることがあります。

    

3.アダルトチルドレン・AC、回復への道のり


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アダルトチルドレン(AC)の方ヘのカウンセリングは精神疾患を伴う重い方から薬も飲んでいないけど生きづらいという方まで幅がありますが、おおよその流れをお伝え致します。

 まず、カウンセリングにおいて心の痛みをお聞きしながら、アダルトチルドレン(AC)であるためにつらかったことなどをお聞きし、心についてしまった癖を見つけます。

 次にその癖を治していくためのカウンセリングを実施します。場合によってはカウンセラーがお父さんやお母さんの代わりとなり、丁寧に小さな時に受けることが出来なかった受容や安心感を得ることが出来るよう致します。

 受容を実感し、自己愛が回復することにより、積極的で明るく生きることを自ら選択できるように援助を致します。

 アダルトチルドレン(AC)の癖が弱まってくると、自己愛が増加し、周囲の方から、ハツラツとしてきたね、綺麗になったね、素敵になったね、などと声を掛けられることがあります。

 それは、その方が萎縮しながら他人の顔色を伺う人生を止め、自分らしい、自分の人生を取り戻したことのより、心から喜びが溢れているからではないかと思います。

 具体的には

●まず最初に、お悩みの点をじっくりと聞きます。もちろん人によって様々ですので、あくまでご自分のつらさをお話ください。

●つらい体験や思いを語って頂いたあとは、今後、どのように回復したいのか、について一緒に考えてましょう。

●カウンセラーとの間に信頼関係と造ることが大切です。安心して話せる、頼れる存在に守ってもらえた事がないという方が多いためです。
そして、小さな問題であっても丁寧に一緒に確認しながら決めたり、確認したりします。何度も繰り返していくうちに自分の意思決定に自信が持てるようになるでしょう。

●途中で様々な心の癖に気づくと思います。その癖を一つ一つ治していきましょう。

 過去のつらい思い出からつらい感情を取り除くテンポラルダイナミクスというイメージ療法を併用することも効果的です。つらい思い出を一つ一つ書き換えていく事で、心が軽くなります。

最終的に自分らしく生きるとはどういうことか、どうすればそうなれるのか、を見つけることができたら、ご自身の人生に明るい希望が見つかっていることと思います。幸せな人生をつかむためにもお手伝いをさせて頂ければと存じます。

3-1.回復へのステップ

アダルトチルドレンからの回復のステップについてご説明を致します。

3-2.具体的なカウンセリング

ステップが決まりましたら具体的なカウンセリング方法についてご説明を致します。

3-3.進捗管理とPDCAL

次は進捗管理についてです。

4.そらいろの知恵、考え方 アダルトチルドレン・AC編

4.アダルトチルドレン回復への手記はこちらです。

 アダルトチルドレン(AC)の方が自分の子供心と向き合って、その子に代わって気持ちを伝えたメールの事例があります。良かったら読んでください。

   

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いかがでしたでしょうか。

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皆さんのご連絡をお待ちいたしております。(^^)

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●心理カウンセリングルーム そらいろ のご案内

当ルームは心理学という技法を通じて皆様のお悩みの改善、回復するための支援を致しております。

また、回復のみならず、さらなる発達、成長についても、応援させて頂いております。話をお聞きするカウンセリングのみならず、成長、発達を目標に置いた支援も行っております。

精神疾患の回復支援も積極的にお手伝い致しております。

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