人生の再設計
これからの人生をどうすればいいのか、どう生きればいいのか悩んでいる方のためのページです。
私たちは、生きる目的をしっかりと見つめる機会が普段はなかなかありません。そのためからか、生きる目的をしっかりと持って生きている人は少ないのではないでしょうか?
現にニート(働かない、学生でもない、職業訓練もしていない)と呼ばれる人達が増え続け、既に40万人以上とも言われています。統計の取り方によっては80万人以上とも言われています。
かく言う私もカウンセラーになろうと決めるまでは、答えを持っていませんでした。ただ、人並以上に稼ぎたい、出世したい。という欲を満たすために生きてきたと言っても過言ではありませんでした。
当時の私の生きる目的は、他人よりも豊かになることでした。今思えばちょっと恥ずかしいです。
さて、一般的によく言われることですが、欧米の子供は日本の子供と比較して将来の夢について、両親とよく話すそうです。また、高校生にアンケートを採っても日本の学生が将来のことについては殆ど決めていないのに対し、欧米の学生は、ハッキリと決まっている場合が多いそうです。
これは、欧米の学生のが優れているからでしょうか?私は、これは子供の資質の問題ではなく、大人の価値観の問題ではないかと考えております。
日本では、長い間、親の価値観として、有名大学に入り、大企業に就職することが最善であるという価値観が定着していたと言えましょう。
この両親に対し、花屋さんになりたい、とか獣医さんになりたい、大工さんになりたいという子供の夢をそのまま受け入れてくれるのは子供が小さいうちだけで、成長すると、一流大学、一流の大企業の2文字がのしかかってくるのです。
そうなると、子供は親の前で自分の夢を話すことが難しくなり、ただ、大学に行き、大企業に入り、その後で本当にやりたいこと考えるという不思議な現象が起きるのです。
しかし、終身雇用が崩壊しつつある今。大企業であってもそこに安定はないのです。自分の人生をしっかりと見つめ、何をすべきかを考え、自分の人生という航路の舵取りをしなくてはなりません。
人は必ず生まれてなすべき使命がある
という言葉があります。この言葉は、生きる目的を失ってしまった方にはとても勇気を与えてくれます。誰1人として無駄に存在する人はいない。誰もが自分の人生において輝いて生きていける可能性を持っていると言えるからです。
何に対しても意欲がわかずになんとなく生きてしまっている人が、やりたい事を見つけ、努力していく姿は正に素晴らしいものです。
感動的でもあり、輝いているのです。
やりたいこととは、億万長者になるとか、有名人なるということばかりではありません。自分の作った料理を食べたお客さんの笑顔が忘れられないと言って料理人への道を選択した人もいます。
そらいろでは、自分が自分らしい人生を歩むためのご支援に力を入れております。