双極性障害・そううつ病 を心理カウンセリングで改善、回復、寛解|神奈川 020204
このページでは、双極性障害(躁うつ病、そううつ病)、の方の心理カウンセリングについてご案内致します。
病になってからの期間が長い方も是非、ご一読頂ければと思います。ご質問がありましたら、こちらからお問合せくださいませ。
このページの目次
1. はじめに
双極性障害(そううつ病)は発症してから寛解までの期間が長くなりがちな病の一つと言えます。
そらいろ にて双極性障害(そううつ病)のカウンセリングに取り組む
クライアントさんの中には30年以上、患っていた、という方もおられます。
しかし、当ルームでは積極的に寛解にまで改善、回復することを、目標としてカウンセリングを行っております。
お辛い思いをお伺いする、傾聴に近い心理カウンセリングが多かった、とクライアントさんにお聞きすることが多いのですが、
みなさんにそらいろのカウンセリングに関するご説明をさせて頂きますと、今までにない印象を受けた
とおっしゃって頂けます。当ページをご覧になって頂きました皆様に、あきらめるのはまだ早い、
もう一度取り組んでみようというお気持ちを持って頂けましたら幸いです。
2. 双極性障害(躁うつ病、そううつ病)とは
そらいろでは、精神科、心療内科などに通院されている方に対してのカウンセリングも積極的に承っております。
ご依頼をされる場合は、必ず以下のことを事前にご連絡下さいませ。
〇病歴
〇通院の有無
〇医師より告げられている病名、障害の名称
〇過去から現在までの大まかな症状
〇お薬の有無と内容
以上は、カウンセリングの効果を高めるために知っておきたいということで、ご協力をお願い致しております。
医学的な判断をするためではございませんので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
-1. 特徴 双極性障害(そううつ病)
躁の状態とうつの状態が交互に現れる病です。一般には躁うつと呼ばれています。さらにふたつの型に分けられていて
・Ⅰ型は躁とうつがはっきりと認められるタイプ
・Ⅱ型はうつがはっきりと認められるが、躁は軽いタイプ
になります。また、現在は躁状態だけが認められるという場合であっても、いずれはうつ状態がくる可能性もある、
という判断から双極性障害とされる場合もあるそうです。
-2. 症状 双極性障害(そううつ病)
気分が沈み、何をしても楽しくない状態(うつ症状)と、気分が高ぶり活動的で陽気、
なんでもできる気がする万能感な状態(躁症状)を交互に繰り返します。思考力や集中力、注意力、記憶力、判断力などは低下します。
-3. 躁の症状
気分が異常に高揚して、活動的でおしゃべりになります。会話の内容は、駄洒落や語呂合わせ、的外れが多くなります。
妄想があり、莫大な富や権力、高い能力を持っていると思うこともあります。
攻撃的になることが多く、食欲や性欲が高まり、注意力は散漫になり、睡眠時間が少なくても、あるいは眠らなくても平気です。
夜遊びや高価な買い物、ギャンブルに走ることもあります。
-4. うつの症状
気分が沈んで憂鬱、あるいは日頃興味や喜びを感じていたものに気持ちが向かなくなります。
疲れやすく、何をするにもおっくうで気力がわかない反面、耐えられないほどの焦燥感を感じることもあります。
思考力や集中力は減退し、決断が困難になります。不眠または過眠、食欲の減退または、過食傾向が認められます。
自責の念にさいなまれ、死について考え、自殺をほのめかしたり、実行しようとしたりします。
3. 一般的な治療
治療はドクターの判断による薬物療法が中心です。
症状に合わせて、適切な薬が処方され、効果や副作用などを考慮して増減されます。
家族の方は、うつの時には批判や励ましを控えましょう。また、休養を勧めるよう提示されることがあるようです。
躁状態で行ってしまう、過活動や浪費癖などについては、躁になる前、
普通の状態のときに本人に十分に注意するように言われるようです。
4. そらいろでのカウンセリングの特徴
そらいろでの双極性障害(そううつ病)の心理カウンセリングについての特徴を皆さんにご説明致します。
面談カウンセリングに置きましては、主に神奈川県、静岡県、東京都の方がご来室頂いております。
電話やオンラインの方は全国と海外から、ご利用いただいております。
また、心理カウンセリングの内容についての特徴としては、
通院による薬物療法だけではなかなか良い方向に向かわないとおっしゃる方のご意見を積極的に伺い、病院による治療と並行して
心のマイナス面である認知の歪みの修正に取り組みながら、プラス面である自己肯定感、自己愛、自信などが育っていくための試みも行います。
そのためには、認知療法、行動療法、にプラスして、メンタルトレーニング、コーチングなどの手法を取り入れております。
この双極性障害は(そううつ病)長年患っている方が多く、10年、20年と長期間に及ぶ方もご来室されます。
そのような場合でも、心の癖が改善し、前向きに考えるメンタルが育つことで、回復の方向に向かえますように心がけております。
13年のそううつ病が10か月で日常生活可能レベルまで回復した事例もあります。ですので、期間が長い事例であっても、
あきらめずに、お問い合わせください。ご一緒に解決方法を考えて参りましょう。
何年もお苦しみになられている方は是非一度、無料お試し電話カウンセリングをご利用ください。
そらいろのカウンセリングを体験なさって頂ければ、ここに書かれた特徴をご実感頂くことができると思います。
5. 具体的なカウンセリングの流れ
カウンセリングにおいては、うつの状態にある時はうつのカウンセリングと同様に進めて参ります。
躁状態のときは、薬で抑えるしかないと一般的に言われてきましたが、カウンセリングでもある程度抑えることが出来ることが臨床例でわかってきました。
例えば衝動買いの金額が劇的に下がる
などの効果がわかってきております。
クライアントさんによって個々に状況がちがいますので、すべての場合に劇的な改善が可能とは言えませんが、大まかにお伝えしますと、
躁の時も、お気持ちを丁寧に受け止めていき、万能感、高揚感、依存に対する欲求などに寄り添うことそ実施します。
確かに、激しい衝動買いが収まってくるという反応を見ることができました。
なぜ、この仮説を思いついたのかと申しますと、
心が乾くのでその気持ちを紛らわせるために買い物に走る
ということ教えてくださったクライアントさんがいらっしゃったからです。その方が教えてくださった心理的背景に対策を立案してみたのでした。
上記のようにそらいろの心理カウンセリングは一人一人の状況に合わせてお気持ちを伺いながら、その症状とどのように向き合うのかを
考えながら進めて参ります。そのため、オーダーメイド的であると言えます。
さらには、
クライアントさんご自身がメンタルの調子を把握しつつ、どこまで行動すべきかを、体調にあわせて判断し、
その繰り返しのなかから、自分の体調とどう向き合ったらよいバランス点が見つかるのかを探す、という取り組みも行います。
日常生活適応力を向上させるという取り組みになります。
以上の流れにより、クライアントさんの状況を少しづつ改善していきます。
6. カウンセリングのご卒業のタイミングについて
ここでは、心理カウンセリングのご卒業についての考え方をご案内致します。
心理カウンセリングに取り組み、一定期間が経過すると、多くの場合、ご自身の変化に気づくようになります。
〇あまり落ち込まなくなった
〇人とのコミュニケーションが煩わしくなくなった
〇人の顔色がきにならなくなった
〇あまりくよくよと迷わなくなった
などの変化が出てきたとご報告を頂く機会が増えます。
そして徐々にお気持ちが楽になり、やがてはよい状態になります。
私たちのメンタルの状態を下はマイナス10、上はプラス10、までの幅があると定義付けします。
その上で、ご卒業のタイミングをお伝えしますと、以下の3つのタイミングがあると言えます。
①大変つらい状況が緩和された状態のとき。 感情は-2くらい
②回復ができたと思えたとき。 感情は±0くらい
③自信が回復し、自己愛が成長できたとき。 感情は+5くらい
一般的なカウンセリングで多いのは①の時ですが、再発の可能性がとても高いご卒業の時期でもあります。
また、②の状態でも過去の認知の歪みの修正は終わってなく、プラス思考が定着した状態ではないのです。
ですので、③が望ましいと言えましょう。今が幸せと実感ができ、この状態を続けたいと思える、
そして、プラス思考が癖として定着していると実感できるときこそが、最もおすすめするご卒業のタイミングです。
心理カウンセリングをお受けになられた方が再発するときというのは2つの場合が考えられます。
一つ目は
十分に回復していなかったため、再発した。
二つ目は
新たな問題、新たな症状が出てきた。
というものです。再発は一つ目の場合が殆どです。
そのため、できるだけ、ご卒業の時期というのは③にてご検討を頂けたらと思います。
7. ヒント集
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