うつ病を心理カウンセリングで改善、回復、寛解|神奈川

2024年3月29日

ページ番号 2-2-1

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このページでは、うつ病(大うつ病性障害)の方の心理カウンセリングについてご案内致します。

病になってからの期間が長い方も是非、ご一読頂ければと思います。ご質問がありましたら、こちらからお問合せください。

ご一読頂き、ご一緒にうつ病を回復しましょう。

 

このページの目次



1. はじめに

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うつ病患者数は気分障害(うつ病、躁うつ病、気分変調症などを含む)というグループのデータによりますが、

1996年では   43.3万人 いました。それが、

2008年では   104.1万人

2020年になると 172.1万人 へと増加しております。

  

24年ほどの期間で、約4倍に増加しております。

また、一度、病になると長期化することも傾向として見ることができます。

  

これだけの勢いでの増加となると、まだ、上げ止まっていないことになりますので、

さらに10年後となると、どのくらい増えるのか怖くなります。

このような環境下において、私たちに何ができるのでしょうか。

そのことをこのページでご説明させてください。そらいろでは、

うつ病などの精神疾患を、可能な限り根本的に回復に近づけることができたらと考えております。

根本的な原因をみつけ、改善を図り、さらには、健全な自尊感情の形成、

そして自分と他者とのバランスを取ることができる健全性を育ててる事により、

根本からの回復することを目指しております。

まずはお読み頂き、その後にご家族、パートナーの方とご一緒に検討して頂ければ幸いです。

    

2. うつ病(大うつ病性障害)とは

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抑うつ気分と興味や喜びが無くなるのが特徴です。気分が沈んだり、日頃興味や喜びを感じていたものにも気持ちが向かなくなります。

疲れ易く、何もするのも億劫で、気力がわかず、憂鬱感や意欲の低下は、特に午前中に強い傾向があるようです。

睡眠障害も重要な症状です。夜中に何度も起きたり、早朝覚醒、また、反対に眠りすぎる場合もあります。

急に食欲が減退し、体重が減ってくることが多いのですが、一部で、逆に食欲が増し、体重が増え、過眠となります。

大半の方が不安、焦燥感、ひどく驚くなどの状態が見られます。

こういった状態が概ね一か月以上続くようですと、うつ病と診断されるようです。

  

3. 一般的な治療

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-1.うつ病の種類

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①単極性と双極性

うつ状態だけが続く時は単極性、躁状態のような元気で積極的な状態がくることを 双極性ということがあります。

  

②初発もしくは再発

初発の場合を単一性と称し、何度も繰り返し再発をしている状態を反復性と呼びます。

  

③「メランコリー型」

典型的なうつ病と言われることの多いタイプです。さまざまな 仕事や責務、役割に過剰に適応しているうちに脳のエネルギーがなくなります。

  

④「非定型」

良いことに対しては気分がよくなる、食欲は過食傾向で体重増加、 過眠、ひどい倦怠感、他人からの批判に過敏、などがあります。

  

⑤「季節型」

特定の季節にうつ病を発症し、季節の移り変わりとともに回復がみられます。 どの季節でも起こりうるのですが、冬季うつ病が有名で日照時間との関係が言われています。

   

⑥「産後」のうつ病

産後一か月以内にうつ病を発症するものです。ホルモンの変化、分娩の疲労、子育てに対する不安、授乳などによる睡眠不足などが影響していると 言われております。

   

-2.うつ病における一般的な治療法は

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①十分な休養を取ること
②薬物療法

そして

③精神療法

があります。

  

①は仕事や家事を休み、ストレスのかかる作業から遠ざかり、平穏に過ごすことが勧められます。

具体的にはストレスから距離を置き、回復すること待つ方法と言えましょう。

②は医師がクライアントの状況を聞き、そん状況に応じて適切な薬を処方する方法です。

大半の精神疾患病患者の方にはこの方法が適用されており、多くの方が薬を服用しています。

半面、根本的な認知の歪みを修正することはできていないことが多いため、根本   的な治療とならないこと場合が多いです。

そのため、一度うつ病になると、半年、一年で回復される方はむしろ少数派のように感じます。

カウンセリングに来られるクライアントさんの病歴をお聞きしても3年から5年長いと10年以上にわたってうつ病患者として過ごされていることが多いようです。

そのような折、最近衆目されているのが③心理療法と言われるもので、通常は心理カウンセリングを意味することが多いと思います。

一般的な心理カウンセリングはカールロジャースの提唱した来談者中心療法が広く取り入れられ、おつらい思いをお聞きすることが中心となり、

クライアントの自己開示を丁寧に実践することにより回復に向かうことを期す療法が中心的です。

ですが、最近は 認知療法、あるいは 認知行動療法を取り入れるカウンセリングが徐々に普及してきているように感じます。

認知療法とは、身の回りに起きた出来事を解釈するとき、私たちは

自分の価値観から解釈をするのですが、それを認知と呼びます。

この認知が人によって大きく歪んでしまうことがあり、この認知の歪みが心の闇へと向かってしまう原因となることがあります。


具体的には、AさんとBさんが笑いながらお話をしているとき、それを見た

Cさんが自分のことを嘲笑していると解釈したとします。

ところが実際にはAさんとBさんは昨晩見たテレビ番組の内容についての感想を話していただけかもしれません。

しかし、自分バカにされている、とCさんが言い、周囲の方が、そのようなことはないと説明したところで、それを受け入れず、

かたくなに悪口を言われたという思い込みを信じるようにあります。

その結果、心の健全度が徐々に悪化し、精神が病んでしまうことがうつ病なのです。

  

4. そらいろでのカウンセリングの特徴

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ここでは、うつ病の心理カウンセリングについての特徴をご説明致します。

まずは、ご利用上の特徴です。

面談カウンセリングに置きましては、主に神奈川県、静岡県、東京都の方がご来室頂いております。

電話やオンラインの方は全国と海外から、ご利用いただいております。

   

次に、

心理カウンセリングの内容についての特徴です。

心の痛みをお聞きし、するところからスタートし、どういう辛さがあったのかの整理ができましたら、クライアントさんの

状況に応じて、しばらくはお話をお聞きする方向にするか、積極的に改善、回復の方向に向かうのかをご相談の上決めます。

改善、回復方向に向かうと決まりましたら、以下の事を大切に取り組んでいきます。

  

〇認知の歪みの把握、修正。

〇通院だけでは良い方向に向かわない、と感じている方のご意見を積極的に伺い、心理アプローチの取り組み方の参考にします。

〇自己評価がどうして低いのかを分析し、修正する取り組みを行います。

→業績の評価だけで自分を評価する怖さの理解と、業績とは別に自分を肯定できる評価があることの理解。

〇自信をどうやって育てるのかをお伝えし、少しづつ取り組みます。

〇自分のことを他人と同じように大切にできる自己愛を育てることに取り組みます。

  

上記を通じて、心のマイナス面である認知の歪みの修正に取り組みながら、

   

24年以上のうつ病の患者さんが1年ほどで回復した事例もあります。

このクライアントさんは私の24年は何をしていたんだと腹立たしく思われたそうです。

あくまで事例ですので、全員にお約束できる成果ではありませんが、期間が長い事例であっても、あきらめずに、お問い合わせください。

ご一緒に解決方法を考えて参りましょう。

   

5. 具体的なカウンセリングの流れ

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第5章ではカウンセリング全体の流れと重要なポイントの解説を致します。

じっくりとご確認なさってください。わかり肉事がありましたらページ下部よりご質問なさってください。

   

5-1.カウンセリング全体のながれ

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心理カウンセリングを行う場合、まず最初は問題の状況を丁寧に把握するところから始まり、

問題点の表層から深層まで理解が出来たら、次に対策を検討して参ります。

その流れを以下にご紹介いたします。

  

①まずはお悩みの内容を聞かせてください。

現在どのように悩んでいるのか、いつごろから始まったのか、最初は

どのような状況だったのか、などを詳しく聞かせてください。

  

②次にカウンセラーからその件に関しての質問をします。

お聞かせいただいた内容をもとに、心理カウンセラーが推測をしたり、仮説を立てたりします。

その後に、そのことを検証するような質問をお伝えします。わかる範囲で教えてください。

  

③お子さんの心に何が起こっているのかを絞り込み推測します。

現在、クライアントさんに起きている事はこのような状況と思われます。

という分析と推測の結果をお伝えし、その後にどうして、そうなってしまったのか

の推測もご説明します。それにより、今のおつらい状況の理解を深めて頂きます。

  

④お悩みの原因を推測し、対策を立案します。

背景などの推測をお伝えしたのち、クライアントさんのご意見を伺い、

内容の確認と、今まで改善がなされなかった理由についても、意見交換を行い、絞り込んでいきます。

  

上記の流れにより、まずはクライアントさんの状況をご自身で深く、広く理解して頂き、

更には、回復の妨げとなる心の癖などがありそうでしたらご説明をします。

わかりにくい場合は何度でもご質問を頂き、しっかりとご理解を頂くまで話します。

   

⑤対策の進捗管理を実施します。

この工程が最も大切とも言っていいかもしれません。話し合った方針に添って、

カウンセリングを進めていきますが、思ったとおりに改善が進むことのが少ないのです。

 

そうして、少しづつ実効ある改善計画なっていきます。

    

5-2.できるだけ、様々な感情を吐き出しましょう

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初期の面接が終了しましたら、いよいよカウンセリングの開始になります。

カウンセリングの中心的な部分にもなりますが、心に蓄積した様々な思いを開示してみましょう。

開示することがなくなるくらい、なんでも話していただけると、良いです。

   

私たちは今まで生きてきた中で様々な我慢やつらい体験、理不尽な体験をしております。

その抑圧、抑制が一定量を超えてしまいますと、健全性の限界を超え、不健全領域へと踏み込んでしまいます。

それでも回復を図ることができないと、病の発病となります。様々な回復の技法を試す前に、

まずはどんな抑圧、抑制が自分にかかっているのかを吐き出すことによって知ることから始めましょう。

   

開示率が向上するかどうかは人間関係性が安心であるかどうか、信頼性が高いかどうかによります。

ということは開示度が高いとそれだけ関係性が成熟したと言えます。

開示度のみが独り歩きしてはいけませんが、大切なポイントの一つです。

たくさんのことを開示できますと、その分、今後のカウンセリングにおいて、

心の傷を小さくしたり、自信を育てたりするための鍵となる部分が

見つかってきます。開示度というのはとても大切と思ってください。

   

5-3.センサーの回復を意識しましょう

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私たちの心には、

と教えてくれるセンサーがあります。

しかし、メンタルが病んでしまう方は、大抵このセンサーが機能していないのです。

つまり火災報知器があってもスイッチが入っていないようなものです。

このスイッチを入れ直す必要があります。

  

そして、我慢する傾向の方、自己愛の健全性が育っていない方ほど、

センサーは、しっかりと働いてくれないので、本人が病んでしまうくらい、

我慢をするということになります。しかも、頻繁に発生します。

  

ある日、突然、起きてこれなくなった、ということがあった場合、この日まで

自分自身も、周囲の人も、センサーである、心の警告ランプが

ついていたことに気づけなかったということになります。

  

つらい、苦しいと心の叫びが聞こえるようにしなくては問題の改善、回復、解決は難しいものになります。

  

そこで、このセンサーのスイッチを入れる取り組みが必要になります。

何度も振り返りながらの取り組みになりますが、ここで十分な回復をしませんと

病全体の回復も大きく後退してしまいますので、とても重要です。

ご一緒に丁寧に取り組みましょう。

  

5-4.認知の歪みを見つけて修正しましょう

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センサーの回復ができたら、今度は認知の歪みを見つけだし、修正するステップです。

ここでは認知が歪んていると思えるところを見つけだし、本来どのように感じたら自分としては好ましいのか、

そして、健全なのかをカウンセラーと話し合って参ります

このプロセスはとても大切なプロセスですが、地味な作業でもあります。

日常的な対人関係の中から歪みを見つけだし、一つ一つ修正を加えるという作業になります。

最初は途方もない作業と思われがちですが、結果としてはこの方法が

早期の回復には効果的であり、尚且つ心が柔軟に強くなるのです。

それを、回復した多くのクライアントさんが語ってくださっております。

   

5-5.回復しにくい心の癖をみつけましょう

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まずはうつ病の方が回復のブレーキとしてみつける心の癖をご紹介します。

この心の癖があると、改善計画に大きくブレーキがかかってしまいますので、

うつ病の回復をご理解いただく上で、是非、しっかりと理解しておきましょう。

  

まずはうつ病の方に見つかる心の癖の主なところを以下にお伝えします。

以上の三つです。

   

①について

つらさが長引いてしまい、あきらめからこのように思い込んでしまうのかもしれません。

   

②について  

うつ病の方の傾向として、少し良くなったら、その分すべてを、頑張ることに使ってしまう方が多いです。そのため、

良くなる ➝ 喜ぶ ➝ 頑張る ➝ 再び悪化

を繰り返し、長期化する方が多いのです。

良くなっても、その分、頑張ることをしないように心がけましょう。

   

③対策に過度に集中してしまう、について

早く治したいという焦りなどから、対策に焦点が合ってしまいがちですが、

大切なのは自分らしさの回復であり、心と心でコミュニケーションができることです。

心に負荷をかけすぎた結果こうなっておりますので、その負担を軽減し、

自分らしさを取り戻すことで、健全な自己愛が回復します。これがあれば、

自然に交渉もできますので、過度に頑張ることが減ります。

根っこから回復させることこそ、再発防止になると思ってください。

   

5-6.自己愛、自信の回復、育成

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新しい価値観を育てることまで実施すると、自分の病は回復するかもしれない、いやそうに違いない、

そして自分の人生がきっとより良いものになると信じる心が育ってきます。

そうです。病の前に戻るのではなく、病の前以上に明るく、可能性に満ちた状態が実現する可能性が高いのです。

この自信が育たない限り、カウンセリングが成功したとは言えないでしょう。

そしていよいよ、最終段階です。

   

自分のことを大切に思う、自分を好きであるという自己愛の回復ができてカウンセリングの卒業となります。

   

健全な自己愛が回復もしくは育成できて初めて、再発の可能性が下がるのです。

一度、この状態になれば、おそらくですが、再発の可能性は非常に低くなるのではと考えられます。

多くの場合、ここまでくれば、もう安心です。

  

ぜひ、カウンセリングの終了はここを目標として進めて参りましょう。

   

    

6. カウンセリングのご卒業のタイミングについて

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カウンセリングは、いつ頃卒業するとよいでしょうか。これはよく質問されることです。

大まかにお伝えしますとタイミングとしては三つあると思います。

①大変つらい状況が緩和された状態のとき。 感情は-2くらい

②回復ができたと思えたとき。 感情は±0くらい

③自信が回復し、自己愛が成長できたとき。 感情は+5くらい

一般的なカウンセリングで多いのは①の時ですが、再発の可能性がとても高いご卒業の時期でもあります。

また、②の状態でも過去の認知の歪みの修正は終わってなく、プラス思考が定着した状態ではないのです。

ですので、③が望ましいと言えましょう。今が幸せと実感ができ、この状態を続けたいと思える、

そして、プラス思考が癖として定着していると実感できるときこそが、最もおすすめするご卒業のタイミングです。

7. ヒント集

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7-1. プラス思考はうつ病回復に有効か

 うつ病の治療というのは長い時間かかって、少しづつ、というイメージがあると思います。実際にそのような回復過程を「長いな」とお感じになられている方は多いと思います。

そこで、プラス思考というノウハウをうつ病に試せないか、という積極的なご要望を持たれたAさんの事例をご紹介したいと思います。

詳細はこちらのページをご覧ください。

  

  

  

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当ルームは心理学という技法を通じて皆様のお悩みの改善、回復するための支援を致しております。

また、回復のみならず、さらなる発達、成長についても、応援させて頂いております。話をお聞きするカウンセリングのみならず、成長、発達を目標に置いた支援も行っております。

精神疾患の回復支援も積極的にお手伝い致しております。

うつ病、パニック障害、双極性障害、強迫性障害、統合失調症などの回復のお手伝いを積極的に行っております。ほかにも、アダルトチルドレン、HSP、恋愛、不登校、引きこもり、などの回復支援も積極的に行っております。

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