不登校・メンタルヘルス保護者の会|横浜、神奈川
ページ番号 4-2-1
このページでは、そらいろ 不登校・メンタルヘルス保護者の会、についてご説明を致します。
心理学を活用し、回復しにくい不登校・引きこもりが少しづつ、着実に改善するヒントを得ることができる座談会です。
ご一読頂き、ご参加のご検討を頂ければ幸いです。ご質問などありましたらこちらからお問合せください。
このページの目次
1.この座談会の目的 (保護者会)
この座談会は
〇不登校のお子さんを持つ保護者さん
〇精神的に不健全である、ご病気であるというお子さんを持つ、保護者さん
が心理アプローチを学び、実際にメンバー同士会話し、コミュニケーション能力を高めることで
〇お母さん自身の意識領域が広がり
〇お子さんの心理を理解する能力が身につく
〇お子さんの変化を促すことができる
〇保護者、お子さんともに健全で幸せになれる
以上の目的の為に開催いたします。
心理学というと、なんだか難しいイメージがあると思いますが、心理ノウハウは日常的に使って初めて効果が出るものです。
心理アプローチをご体験頂き、回復するだけではなく、以前に増して、明るくて、素直で、健やかなお子さんを
育て直すことができたら、家族全体の幸せになると思います。皆さんの幸せをこの座談会で実現なさってください。
2.不登校、引きこもり、精神疾患のお子さんの現状
お子さんが不登校になってしまった時、あるいは、メンタル疾患の疑いが生じたとき、
既に保護者さんの思っている以上に深い心の傷がお子さんに発生している可能性があります。
友人との対人関係などで疲弊したり、傷ついてしまったりして、すでに生きる望みまで、失われてしまっていることも少なくないのです。
ところが、この時のお子さんの心理状態を理解し、適切な対応をすることができる大人はむしろ少ないと言えます。
そのため、最初から対応が間違ってしまっていることが多いのです。どういう事かと言いますと、
保護者さんの立場から考えると、まだ、行き渋りの段階、とか、病みはじめの段階だから、本格的に具合が悪化
する前に対処したらなんとかなるのではないか、という誤解があるのです。
この初期対応の間違いから、不登校は深刻化しがちです。心の問題を理解し、根本的な解決ができませんと、
保護者の皆さんは対策を実施しているつもりでいるのですが、実際には、悪化させてしまっていることもあるのです。
そのため、長期間に渡って苦しみが続くことになります。不登校や引きこもりの方で、
数十年にわたって回復しない方がおられるのは、周囲の方の誤解による間違った対策が原因の場合があるのです。
従って、この問題に対する適切な対応ができる相談機関も少なく、
一般論から抜け出ない対策になってしまっているのが現状と言えます。
そのため、最近の不登校児童の激増を引き起こしているともいえます。
2011年 11.9万人だった不登校児童は
2022年 29.9万人
にまで増加しております。
様々な対策が模索されているのですが、なかなか効果的な対策は見つかっていない状況と言えます。
3.一般的な取り組み
上記のような状況の中、一般的にはどのような対策が行われているかについて、ご案内致します。
不登校、ひきこもりのお子さんを抱える保護者の方が一般的に実施されている対策は以下のようです。
〇学校の先生に相談
〇学校のスクールカウンセラーに相談
〇行政の相談窓口
〇医師に相談
〇NPO法人、フリースクールなどへのご相談
〇心理カウンセラーへの相談
上記の順番は、私がカウンセリングをしていて、クライアントさんから伺い、こういう順番で相談されている方が多いと知りました。
心の問題なのに、心理アプローチが最後にくるのは、やはり、カウンセリングに対するハードルが高いのでしょうか。
そう思い、クライアントさんに伺ってみると、やはりカウンセリングに対するハードルは高く、一通り、他の方法で相談し、
その上で、なかなか改善をしないときに、いよいよカウンセリングかな、と思う方が多くおられました。
そして、実際の取り組みですが、相談機関の窓口に相談をされても、窓口の方が回復をお手伝いされた経験がないことが多いため、
一般論をお伝えし、それでも解決が難しいときは専門家を紹介するという流れか、もしくは、自分の経験談を伝えるということが多いようです。
残念ながら心の分析をして、その分析を前提に、アプローチをする方法は実施されていないのが現状のようです。
4.保護者会における取り組み
上記の現状を前提とすると、この座談会で皆さんのお子さんが改善、回復していくとしたら、
とても大きな意味があると思います。しかし、それは、実現不可能な困難さ、という事でもありません。
どのようにしたら現状を打開するようなことが実現できるのか、そのことをご説明させてください。
そもそも、なぜ、不登校、ひきこもり、精神疾患の方が回復しにくいのか。ですが、この最大の理由は
心の状態を周囲の大人が深く正確に理解することができていないからです。
原因の把握がしっかりとできていないとしたら、一般的にはどうしているのでしょうか。それは、
心の状態の把握の後の対策を実施しているのではなく、学校に行かないという表面的な現状に対する
一般的正論から導きだされる対策を実施しているのです。そのため、
お子さんの心に対策が届かず、反発やあきらめになってしまうのです。
これが回復しにくい理由なのです。
原因を把握してから、対策を実施する。これは、一見、当たり前のようですが、心に関わる様々な現象には適応されていないのが現実です。
それを行うのが心理アプローチなのです。
これを実施すると、元にもどるだけでなく、罹患前よりも更にたくましく成長し、
素直で明るく柔軟性のある素敵な人格をそだてることができます。
ひいては、素晴らしい人生をつかむことができるのです。
その方法を皆さんにお伝えするのがこの座談会なのです。
この座談会(保護者会)では、心理カウンセラーが、多くの回復事例をもとに、原因となる心理的背景をお伝えしたうえで、
今後のお子さんへの具体的な接し方や方向性をお伝えし、皆さんの疑問に納得いくまでお答えし、
母子ともに自信と意欲を回復することを目指しております。
そうです、家族の方が情報交換をしながら、つらさを分かち合う、集いではないのです。
はっきりと、理解し、対策を検討し、実施し、回復へのアプローチを行う座談会なのです。
一般的な助言とはちがう、オーダーメイドの心理アプローチを体験して頂ければ、
母子ともに素敵な未来が待っていることを実感してもらえるでしょう。
5.座談会の流れ と 連絡先
〇講座の前半
毎回、心理についてのテーマを選定してお伝えします。発達心理学、社会心理学、人格心理学、スピリチュアル思想などからお伝えします。
テーマの講義と質疑応答になります。ここではなるべくたくさんの質問をしてください。質問した分だけ理解度が上がります。
〇講座の後半
新しく学んだことに対して、参加者の皆さんで話し合い、個人のお悩みの状況への対応や今回のテーマを日常的に活用する方法を検討します。
最後に日常的に行かすことができることを決めて、帰宅後の活用を図ってもらいます。
〇実施形態:
定期開催のグループレッスンとなります。欠席の場合、または、ご要望に応じてパーソナルレッスン対応も可能です。
〇おためし体験レッスンも可能です。その場合は参加費用が半額になりますので、お気軽に参加し、判断することが可能です。
❐日時:原則毎月第二(木) 9:45~11:45
(120分 途中10分休憩あり)
❐場所:男女共同参画センター 横浜 フォーラム
(JR・横浜市営地下鉄戸塚駅下車 徒歩5分)
❐参加対象者
お子様のご両親、祖父母様、親戚、兄弟の方(ご本人以外のご家族の方)
❐ご相談の対象となるお子さんの状態
不登校、社会人引きこもり、メンタル疾患、アダルトチルドレン、人間関係不安、摂食障害、リストカット、非行、家出、発達障害、ゲーム、スマホ依存、薬物依存
※まずはお気軽にお問合せをください。
●そらいろ心理学講座 事務局 今村 千絵
お電話:090-2662-3746
6.体験談
勉強会の内容が分かりやすく、シンプルで、納得感がある。子供に具体的にどう接していいのか、良くわかる。
着実に回復している、と多くの方から感謝の声を頂いております。心理学、メンタルトレーニングを通じてお子さんの回復方法を考える勉強会です。
7.過去の座談会の情報
不登校・メンタルヘルス保護者の会の過去の講座の一覧を以下にお伝えします。パーソナルレッスンを受講できますのでご希望の場合はおっしゃってください。
タイトル右側にある下向き三角ボタンをタップ(クリック)すると講座の概要を確認できます。
2024年2月
比較することは一般的にメンタルでは好ましくないと受け取られ、一般社会における比較は切磋琢磨として受け取られていると思います。
この比較、本質的に理解することができたら、保護者、お子さんともに健全に発展すると思います。
2024年1月
私たちは何か問題があると、解決の方法を見つけますが、これが単なるテクニック論になってしまいがちです。
テクニック論になると、本質的な解決が出来なくなり、悪化すると、人間関係にダメージを及ぼします。
本質的な解決とはどういう解決か、そして、どうしたらいいのかをみなさんと考えてみましょう。ニック論では本質的な成長はできない
2023年12月
子育ては、乳児から孫の育成まで、とても広いのですが、この期間中、常に皆さんがお悩みになるのが、
子供の考えていることが分からない、という事ではないでしょうか。今回はマインドフルネスを使ったお子さんの心を理解する方法を考えてみたいと思います。
この方法を活用し、お子さんの心を今まで以上に深く理解しましょう。
2023年11月
今回の保護者会では、母性、父性について振り返ってみたいと思います。
母性の愛はどういう場面で必要なのか、父性の愛はどういう場面で必要なのか、この深い役割を理解していただくと、お子さんとの接し方が楽になると思います。
また、その愛が不十分だった場合の補完の方法についても考えて参りましょう。
2023年10月
今回はお子さんの人生に対する姿勢の理解をテーマにします。人生をあきらめているお子さんもいれば、早く回復したいと思う、お子さんもいます。
人生観に合った接し方ができないと、親御さんの思いがとても深いものであっても、お子さんの心には届かないことになります。
どうしたらいいのかを皆さんと話してみましょう。
夏休みは一か月強という時間があるのですが、ゆっくり構えていると意外に早く過ぎてしまいます。これだけまとまった時間があるのでしたら、お子さんの心を育てることに時間を使ってみるのはいかがでしょうか。
お子さんのメンタルがなかなか強くならないのには、いくつかの理由がありますが、今回はのびのびと意見が言えない。ということについて掘り下げてみたいと思います。のびのびと意見が言えないのは受容してもらえる環境がないからとも言えます。その環境をどうやってつくるのか、ご一緒に考えて参りましょう。
育児と教育では、育てているところが違います。育児では主にキャラクターを育て、教育ではパーソナリティを育てます。それはどう違うのか、そのことを今回は取り上げてみたいと思います。お子さんが何を考えているのかわからない、という状態も、この視点があるとより深く解釈ができるようになります。
今回は二つの事例を取り上げてお子さんの心理を皆さんと考えてみたいと思います。二つとも、大変な事例ではありますが、お子さんの心の状態をしっかりと理解することで、変化が出てきています。お子さんの心配な行動は、大半が心の苦しみによるものです。お子さんの心の苦しみを学んでみましょう。
今回は家庭内暴力、DVとも呼ばれますがこのことを皆さんと考えてみたいと思います。まずは暴力の現状、発生の経緯などを学び、後半では、心をどうやって回復に導くのかについてを考えてみたいともいます。深刻な心の傷を負ったお子さんの心理は心理的アプローチでの回復でないとなかなか難しいと思います。
今回はお子さんのとてもつらい状況を回復するための方法について考えてみましょう。ググっと落ち込む状況を理解し、回復する方法も理解しましょう。愛される希望を失った時、お子さんの気持ちは絶望で支配されることになります。この状況にしてはいけません。また、脱出する方法も、皆さんと考えて参りましょう。
メンタルヘルスを患ってしまう方、そして不登校の生徒さん、双方別の状態と解釈されがちですが、実は心理的に原因を掘り下げて分析していくと、同じ根っこであることが多いのです。いずれも、心の健全性を保てないという点で似ているのです。そして、自分らしさと居場所がないという点も似ています。この対策を検討しましょう。
不登校、メンタル不全に関わるお悩みは長期化する傾向が多いものです。なぜそれほど深刻になるのかというと、子供たちの置かれている状況への理解が十分でないため、一般的な登校刺激などの対策しか行われていない可能性があるのです。今回の勉強会では子供たちの心理がどのようになっているのかを見つめてみましょう。