モラハラ、モラルハラスメント 心理カウンセリング 改善 回復 神奈川 021001
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このページの目次
1.はじめに
モラルハラスメント(モラハラ)に悩む方は、周囲に相談できず、孤独を感じがちです。
モラハラは目に見えにくく、自分が悪いのかと混乱し、自信を失うことが多いためです。
このページでは、モラハラでお悩みの方、ご家族の方が安心して理解し、前に進めるような情報をご紹介します。
ご一読を頂き、カウンセリングを受けるかどうかに関わらず、一度お気軽にご相談ください。
無料お試し電話カウンセリングがございますので、事前のご相談をなさって頂くことがお勧めです。
それでは以下にご案内申し上げます。
2.モラルハラスメントについて
2-1. モラハラ、どんな辛さがあるのか
モラルハラスメントの辛さは、「精神的なダメージが徐々に蓄積する」ことにあります。
暴力など明確な被害ではないため、周囲に理解されにくく、自分自身も被害を認めづらいという特徴があります。
具体的には次のような辛さがあります。
・自尊心が傷つけられ、自分の価値を見失う
・常に相手の顔色をうかがい、緊張や恐怖を感じ続ける
・心理的な孤立感や無力感を感じる
・周囲に被害が伝わりにくく、自分の苦しさを説明できない
・精神的疲労からうつ病や不安障害などを発症することもある
2-2. モラハラが起きる背景にある事情
モラハラは、以下のような状況や事情から起きやすくなります。
加害者自身の自己肯定感が低く、相手をコントロールすることで自尊心を保とうとする傾向がある
明確な暴力を伴わないため、加害者自身も「悪いことをしている」という認識がない
閉鎖的な環境やストレスの多い職場、家庭で起こりやすい
周囲が無関心であるか、加害者の行動を許容してしまう雰囲気がある
被害者の優しい性格や自己肯定感の低さが利用されやすい
2-3. 解決の方向性について
モラハラを解決する方向性として、以下のような軸が考えられます。
まず「被害者が自分を責める必要はない」ことを理解する
被害者自身の心の健康や自尊心の回復を優先する
客観的な第三者に相談し、状況の整理と冷静な判断をする
状況に応じて、専門家による介入や環境を変える選択肢も考慮する
被害者と加害者の間に距離を取ることも有効
2-4. 解決の具体策について
モラハラを具体的に解決していくためには、以下のような方法があります。
カウンセラーや専門機関など第三者への相談
具体的な証拠(メモや録音など)を集めることで、客観的に状況を捉える
信頼できる人に被害の相談や状況の共有をする
環境を変える(部署異動、転職、別居など)
被害者自身が自分を守るためのスキルを身につける(アサーティブな自己表現など)
3. 一般的なモラルハラスメント対策
一般的なモラハラ対策としては以下の方法が広く知られています。
モラハラに対する社会的認知を高める啓発活動を行う
職場や家庭に相談窓口を設置し、早期相談・早期対応を促す
社内・家庭内教育として、コミュニケーションスキルや感情マネジメントを普及させる
法的措置も視野に入れ、証拠の保全や法律専門家との連携を図る
個人レベルでアサーション(自己主張)トレーニングや心理教育を行い、自尊心や抵抗力を高める
4. そらいろのモラハラに対するカウンセリングの特徴
そらいろのカウンセリングは、モラハラで悩む方に安心してご相談いただける環境をご提供しています。
寄り添う姿勢
モラハラの苦しさは周囲に伝えにくいため、まずじっくりとお話を伺います。
自己肯定感の回復を重視
自己肯定感の回復を最優先に、あなた自身の心を立て直すサポートをいたします。
具体的な心の整理法を提供
心の疲れや混乱を整理するための、わかりやすい方法を提供いたします。
専門家としての経験豊富なカウンセラー
モラハラの専門的な知識をもったカウンセラーが対応しますので、安心してお話いただけます。
5. カウンセリングのながれ・モラハラ
5-1. カウンセリング全体のながれ
そらいろのカウンセリングでは、以下のような流れで、モラルハラスメントからの回復をサポートしていきます。
初回面談(インテーク)
現在の状況や困りごとを詳しくお伺いします。
カウンセリングの方針や進め方をご相談し、一緒に目標を決めていきます。
感情の整理
心の中のモヤモヤを吐き出し、抱えている辛さを明確にします。
心理教育と自己理解
モラハラが心に与える影響を理解し、自己肯定感の回復につなげます。
認知の修正
ネガティブな思考パターンを見つけて修正し、自信や安心感を回復していきます。
自己肯定感・自尊心の育成
自分を守るための考え方やコミュニケーション方法を身につけます。
卒業・フォローアップ
日常生活で安定して心の健康を保てるようサポートし、カウンセリングの卒業を目指します。
5-2. 様々な感情を吐き出しましょう
モラハラの経験は心に深く刻まれ、悲しみや怒り、恐怖など、複雑な感情を抱え込むことになります。
我慢せずに気持ちを吐き出しましょう。
カウンセラーが安全な場を提供しますので、安心して本音をお話しください。
感情を吐き出すこと自体が癒やしの始まりであり、心が回復するための大切な第一歩です。
5-3. センサーの回復を意識しましょう
モラハラを受け続けると、自分自身の感情や体調の異変に鈍感になりがちです。
自分の感覚や感情を取り戻すために、カウンセラーと一緒に感受性の回復を目指します。
「今自分が何を感じているのか」を敏感に捉えることが、回復への重要なプロセスになります。
5-4. 認知の歪みを見つけて修正
モラハラによって、「自分はダメな人間だ」などと自己否定的な思考が定着してしまうことがあります。
カウンセリングでは、こうした考え方のクセ(認知の歪み)を見つけ、一緒に修正していきます。
「自分を責める思考」から「自分を尊重し、大切にする思考」へと切り替えるサポートを行います。
5-5. 回復しにくくなる心の癖をみつけます
モラハラ被害から抜け出しにくい背景には、「自分が悪い」「我慢すべきだ」といった心の癖が潜んでいます。
自分を苦しめる心の癖を一緒に発見し、それをゆっくりと手放す方法を見つけていきます。
「自分を守ること」「自分を許すこと」を実践的に学んでいきます。
5-6. 自己愛、自信の回復、育成
モラハラによって傷ついた自己肯定感を回復し、自分を愛する力、自信を取り戻すことが目標です。
小さな成功体験や自分自身への理解を深めることで、自己愛を育んでいきます。
これにより、今後の人生で再びモラハラに巻き込まれないような強さを持つことができます。
6. 回復はゴールではない? カウンセリングのご卒業について
心が元気になった時点でカウンセリングは終了しますが、本当のゴールはその先の人生を自分らしく幸せに生きることです。
卒業後も、学んだことを生かし、自分自身を守りながら日々を過ごしていただけます。
必要な場合は、再度カウンセリングをご利用いただくことも可能ですのでご安心ください。
当院はいつでもあなたの人生をサポートできる存在であり続けます。
7. ヒント集(モラルハラスメント向け)
以下のポイントを意識すると、回復の道筋を見つけやすくなります。
✔︎ 自分を責めないことが回復の第一歩
✔︎ 無理に一人で解決しようとしない
✔︎ 日記や記録をつけて自分の感情を整理する
✔︎ 信頼できる人に勇気を持って相談する
✔︎ カウンセラーや専門機関の助けを借りる
✔︎ 被害にあった経験から学び、自分を守るための境界線を持つ
✔︎ 自己肯定感を意識的に育てる努力をする
編集担当:井上 雅裕