そらいろの用語集
ページ番号 9-2
このページではそらいろのカウンセリング、講座、座談会、ホームページで使われている言葉についてご説明します。
ならび順はあいうえお順になっております。
このページの目次
1.はじめに
このページでは、そらいろのホームページで使われている言葉を解説します。
●一般的な心理学用語
と
◆カウンセリングルーム そらいろにおいて、独自に使っている言葉
があります。これらの言葉の解説を致します。
ご参考になさってください。
2.用語集
それでは以下にご説明をして参ります。
●OD錠 (くすり)
ODとは、Orally Disintegratingの略で、口腔内崩壊錠といいます。
口の中で速やかに溶けて服用できる錠剤のことです。
唾液または少量の水で崩壊することにより飲み込みやすくしたお薬です。
一錠で服用しても、一錠の薬が壊れてしまい、それを服用しても効果は同じです。
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●PTSD
PTSD (Post Traumatic Stress Disorder) とは、命の危険を感じるような強烈な体験をし、心的外傷(トラウマ)を負うと、
実際の体験から時間が経過した後になってもフラッシュバックや悪夢による侵入的再体験、イベントに関連する刺激の回避、否定的な思考や気分、怒りっぽさや不眠などの症状が持続する状態を指します。日本語では“心的外傷後ストレス障害”といいます。
トラウマ体験後に気持ちが不安定になることは、誰しもが経験することです。しかし、1か月を経てもうまく対処できずにいる状態では、PTSDを発症している可能性があります。
一方、トラウマ体験の1か月以内でも、日常生活に支障が出るほどの精神的問題が生じている場合は“急性ストレス障害(ASD:Acute Stress Disorder)”と診断されることがあります。
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●イネイブラー【支え手】
①イネイブラー 【支え手】
依存者に対して、身の回りの世話をしたり、金銭的な支援をする人のことをイネイブラー、支え手、支援をする人、と呼びます。
帰宅してもろくに洗濯もせず、自炊もしないのに、いつもきれいな洋服を着ている。などの状況がある場合、
誰かがその方の生活を支えていることになります。
この支え手の方は、依存者本人が良くなることを願って様々な支援をするのですが、状況は一向に良くならないことがあります。
辛い状況が徐々に悪化してしまう事が多いようです。
この「支え手」のことをイネイブラー そして、その行動を、「イネイブリング」「共依存」と言います。
「イネイブリング」と「共依存」というのは似た言葉ですが、それぞれ意味が異なるので、一つずつ解説していきましょう。
イネイブリングとは
依存症などの問題行動を起こす人のそばには、その問題行動を続けることを可能にする人がいると言われています。
家族は、本人が飲酒して困った結末を抱えているのを見て、愛情からなんとかしてあげようとします。
愛情ではなく、なんとかしないと家族が迷惑するから、という場合もあるかもしれません。
つまり、本人の責任の肩代わりをするわけです。すると本人は責任を取らずに済み、痛みを感じません。
こうやって痛みを感じずに済んだ本人は、飲酒を継続することになります。
本人を助けているつもりが、本人の飲酒(病気)を助けてしまう行動、これを「イネイブリング」と言います。
そして、この行動をとる人を「イネイブラー」(支え手、可能ならしめる人)と言います。
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●承認欲求
承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」
という願望。(wikipediaより)
とあります。もうすこし詳しくお話ししましょう。
私達が持つ本能は食欲、性欲、排泄 欲
あり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。
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◆ダンゴムシのはなし
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自分らしさを小さいときに失ってしまうお話しの一つです。
詳細はヒント集をご覧になってください
●ネガティブな承認欲求
承認欲求
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●引き寄せ
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●プラシーボ効果
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●マズローの五段階欲求
心理学における承認欲求
アブラハム・マズローは、人間の基本的欲求を低次から、
生理的欲求 (physiological need) 、
安全の欲求 (safety need) 、
所属と愛の欲求 (social need/love and belonging) 、
承認の欲求 (esteem) 、
自己実現の欲求 (self actualization)
の5段階に分類した。このことから「階層説」とも呼ばれる。
また、「生理的欲求」から「承認の欲求」までの4階層に動機付けられた欲求を
「欠乏欲求」 (deficiency needs) とする。生理的欲求を除き、これらの欲求が
満たされないとき、人は不安や緊張を感じる。
「自己実現の欲求」に動機付けられた欲求を「成長欲求」としている。
中でも承認欲求とは、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されること
を求める欲求である。
尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位
への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。
マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。
高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性
などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。
この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。
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