お母さん自身のお悩みがあり、育児、子育てが難しい|心理カウンセリング 神奈川
ページ番号 2-3-2
このページでは育児、子育てに関するお悩み問題で、お母さん、お父さん、その他の保護者さんが抱えるつらさ、お悩み、問題
について、ご説明致します。お子さんに問題が発生するとき、お母さん、お父さん、保護者さんにも何らかのつらさがある、
と可能性が高いのです。その点についてみなさんと一緒に考え、改善、回復、解決に向えたら幸いです。
このページの目次
1.はじめに
育児・子育て・教育に関わるお悩みは、通常はお子さんにどう対応したらいいのかを考えて参ります。
しかし
最近ではお母さん自身が心になにかつらいことを抱えていて、それが原因でつらさが大きくなってきてしまっていることもあります。
このページでは、育児、子育てに関するお悩みのうち、お母さん、お父さん、保護者さんのつらさ、お悩み、からの
改善、回復、解決をお伝えしたいと思います。
また、ページ番号 2-3-1 にて、お子さん編をお伝えしておりますので、こちらもご覧になってください。
2.お母さん、お父さんの子育てにおけるつらさ、お悩みについて
この章ではお母さん、お父さん、保護者さんの抱える、つらさ、お悩みについてみてみましょう。
2-1.お母さんが過去に虐待されたことがある
お母さんが過去に虐待された、育児放棄された、いじめられていた、などの経験がありますと、
子供のころに負った深刻なダメージを、ご自身が出産するまでに回復できないこともあります。
そうなると、
①自分自身が優しくされたことがないのに、お子さんに優しくしたり、愛情を注ぐことになり、それが負担になってしまう
こともあります。そうなると、その先の育児に大きな支障が生まれてしまう事もあります。
②虐待された経験を持つお母さんが子供と向き合うとき、過去に、お子さんに、この思いをさせたくないと思ったことと思います。
しかし、自分の人生が被害者として過ごした経験しかなかったとしたら、健全な人としての接し方がわからないことになります。
結果として同様のことをしてしまう可能性があります。このつらさを抱えての育児は本当に過酷その者であろうと思われます。
また、お子さんにとっても、お母さんが特定の状況で、怖かったり、気分が沈んでいることを理解できず、常に何か起きるのでは
という不安を感じることになる可能性があります。
②つらい体験のPTSDなどの影響が少なくなっていない。
上記の他にも、交通事故とか衝撃の体験、会社や学校での大きな失敗などが原因で不全感が大きく膨らみ、小さくできてないこともあります。
③子供をみていて、かわいいと思えない。
小さな時の感情の状態で大人になっても人を愛せない状態になってしまう場合があります。経験した体験がつらくて抱え込んでしまうと、
感情を表に出して守られる、という経験が少なくなってしまい、最終的には感情が出にくい状態になってしまうことが考えられます。
④自分に余裕がない。自尊感情がない。焦りがある。正誤にこだわる。
過去に自分はこれでいい、という肯定感が育たなかったり、叱責されたり、責められたことが多いと、常に自分は失敗したり、間違えたりして周囲の誰かから
叱られるのではないか、責められるのではないかという感覚に満たされてしまうことがあります。
それが継続してしまうと、特に具体的な原因がなくても漠然と不安、緊張、焦りが続いてしまい、このような状態になることがあります。
2-2. 改善の方向性
上記の現状をどのように回復させていくのかを書きます。
2-3. 具体的なステップ
その方向性を具体的にするとこんな感じです。